特徴 - コガタといってもそれほど小さいわけではなく、オオスズメバチと雰囲気が似ている。
習性 - 平野部から低山帯にかけてよく見かけるスズメバチで、軒下や枝葉の茂った樹木などに小ぶりのスイカくらいの大きさの巣を作る。キイロスズメバチの巣と似ているがそれより小形で、表面のウロコ模様は太くてハッキリしている。
性格はオオスズメバチほど攻撃的ではない。巣に近付くと警戒態勢をとられる(出入り口周辺のハチが睨みをきかせてくる)が、少しくらいなら威嚇や攻撃されることはあまりない。
ただ、次期女王バチや雄バチが育つ夏の終わり頃にはやや攻撃性が強くなる。ストレスが溜った状態では攻撃してくることもあるので、巣には近付かないほうが無難。 このハチに刺される被害も比較的多いようだが、それはこのハチが平野部の低木の枝に巣をかけることが多いため。気付かずにその枝を揺すってハチを怒らせてしまうといった事例がほとんどのようだ。人間が巣の存在に気付いて注意していれば刺されることはほとんどないと思う。 |
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