キイロスズメバチ
(スズメバチ属)
雄
(クリックで拡大)
キイロスズメバチに限らず、雄のほうが雌より触覚は長めで、復節が1節多いように見える。
雌は尾端が尖っている。
特徴
- 中程度の大きさのスズメバチで、全身黄色いウブ毛に覆われている。
習性
- コガタスズメバチとともに平野部や山間地でよく見られるスズメバチ。営巣は軒下や天井裏やガケのくぼみなど、雨風の当たらない場所にウロコ模様のある巨大な巣を作る。防衛本能が強く、性質はけっこう攻撃的なようだ。巣の大きさに比例して働きバチの数も多いので怒らせると怖い。
秋にはキヅタや茶などの花によく来るが、ひたすら蜜をなめるだけでなく、隙を見てはハナアブなどを狩っている。それだけ遅くまで働きバチが働いているということか。
キイロスズメバチの巣
コガタスズメバチの巣と似ているが、表面の縞模様は細い。巣そのものは大きい。
(左写真 9月撮影)
巣によって模様の色に違いがみられる。材質の違いだろう。
オオスズメバチ
ヒメスズメバチ
モンスズメバチ
コガタスズメバチ
一覧へもどる
キイロスズメバチ
チャイロスズメバチ
クロスズメバチ属
ホオナガスズメバチ属