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 ▼ 2008年前半の鳥見 -

1/06 佐潟
2/18 弥彦山
2/25 角田山
3/02 菩提寺山
 
3/08 袴腰山
3/08 五十嵐川
3/09 福島潟
3/17 国上山
 
4/12 弥彦山
4/29 鋸山
5/01 菩提寺山
6/08 袴腰山
6/20 瓢湖

※ カッコ内の鳥は鳴声だけです。
※ 画像をクリックすると拡大画像や説明が見れます。



1月7日・2008年 (12:00〜14:00) 曇り
 佐潟  【環境】湖沼、アシ原、雑木林 積雪無し

カワウ、カイツブリ、ハジロカイツブリ、ダイサギ、アオサギ、オオハクチョウ、マガモ、コガモ、カワアイサ、ミコアイサ、トビ、ケアシノスリ、チュウヒ、バン、オオバン、キジバト、アカゲラ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、シロハラ、(ウグイス)、エナガ、シジュウカラ、カシラダカ、アオジ、ベニマシコ、シメ、スズメ、オナガ、ハシブトガラス

 佐潟に向かう途中、田んぼにミヤマガラスの群を見かけた。冬になるとこの近辺で時々見かけるけど、渡って来るのは毎年同じ集団だろうか。コクマルが混じってないか双眼鏡で探そうとしたらなんと双眼鏡が無かった。家に忘れてきていた。どうも最近物忘れが得意になってきたようだ。
 積雪がないせいか佐潟の湖面に水鳥の姿は少なく静かだった。昼間なのでハクチョウも数羽だけ。双眼鏡は無いけど湖畔を散策してみた。ついでに隣の御手洗潟も少し覗いてみる。この時期には珍しくバンがいた。クイナがいたのかと一瞬喜んでしまったじゃないか。ここで冬を越すのだろうか。

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2月18日・2008年 (12:00〜15:00) 曇りのち雪
 弥彦山 弥彦神社〜 【環境】低山(634m) 積雪あり

アオゲラ、コゲラ、シロハラ、キクイタダキ、ヒガラ、シジュウカラ、ヤマガラ、マヒワ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

 先週からの寒波で積雪はかなり増えたようだが、それでも神社から山頂へと続く道は大勢の登山者によってしっかりと踏み固められていた。難なく山頂に到着。それなりに息は切れたが久しぶりに山を歩いたらやっぱり山はいいな〜と思った。山のどこがどういうふうにいいな〜と思ったのかはよくわからないが、また山を歩こうという気になった。 この日の弥彦の様子

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2月25日・2008年 (11:30〜14:40) 曇り一時晴れ
 角田山 竹野町〜 【環境】低山(481.7m) 積雪あり

ノスリ、コゲラ、エナガ、ヒガラ、シジュウカラ、ヤマガラ、アトリ、ハシブトガラス

山の様子
 積雪は思ったほど多くなかった。先日の大荒れの天候による影響もほとんどないようだ。アトリ集団には今季初遭遇。久々に「キョキョキョ」を聞いた。

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3月2日・2008年 (11:00〜13:30) 晴れのち曇り
 菩提寺山 石油の里〜 【環境】低山(248.4m) 積雪あるけど多くない

(キジバト)、(ヒヨドリ)、シジュウカラ、ヤマガラ、ハシブトガラス

 今年に入って一番春を思わせる気候だったが、そのわりに登山者は少なかった。野鳥の姿ときたらほとんど無い。春まではもう少し。
 マンサクがちらほら咲いていた。

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3月8日・2008年 (10:00〜15:00) 曇り一時雪
 袴腰山 森町〜 【環境】低山(526.1m) 積雪あり

トビ、シジュウカラ、カシラダカ、カワラヒワ、カケス、ハシブトガラス

山の様子
 この山は標高が低いわりにコース全般に眺めが良い。あいにくの天候で遠くの山は見えなかったが、景色を眺めながら気持ち良くことができた。
 積雪はまだたくさんある。一面雪だった。だけど平年並みだろうか。マンサクが咲き始めていた。
 野鳥はふもとで少し見られただけ。稜線に出たらもうほとんど姿は無かった。
 
3月8日・2008年 (15:10〜15:25) 曇り
 五十嵐川 森町 【環境】河川 周辺積雪あり

オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、コガモ、ハクセキレイ、トビ、ヒヨドリ、スズメ

 袴腰山から下山後に立ち寄ってみた。登山口のすぐ近くにあるハクチョウ飛来地。オオハクチョウ、コハクチョウ合わせて200羽近くが羽を休めていた。

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3月9日・2008年 (10:30〜12:00) 晴れ
 福島潟  【環境】湖沼、芦原、田んぼ、積雪ほとんど無い

カイツブリ、カワウ、オオダイサギ、アオサギ、コハクチョウ、ヒシクイ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、ミサゴ、トビ、オジロワシ、チュウヒ、ケアシノスリ、ノスリ、キジ、オオバン、ユリカモメ、タゲリ、キジバト、ヒバリ、ツグミ、カシラダカ、アトリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

 カシラダカやアトリやユリカモメはまだ目立つほど頭は黒くなってなかった。オオダイサギもまだ冬モードのまま。
 だけど春の陽気に誘われ青空の下ヒバリがさえずり始め。ハクチョウは周囲の田んぼにまだたくさん見かけるが、ガン類はかなり少なくなったようだ。

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3月17日・2008年 (10:30〜12:00) 晴れ
 国上山 てまりの湯〜 【環境】低山(313.2m)、積雪ほとんど無い

トビ、フクロウ、アカゲラ、(アオゲラ)、コゲラ、モズ、ミソサザイ、エナガ、シジュウカラ、ヤマガラ、ホオジロ、カワラヒワ、(ハシブトガラス)

国上山の様子
 今年は順調に春が進行しているようだ。日当たりの良い斜面ではすでに雪割草がたくさん花を咲かせていた。見頃は今週末あたりからだろうか。
 カラ類はすでに群を解散したらしくペアか単独で行動している。ギフチョウの姿は見えなかったがヒオドシチョウが登山道でひなたぼっこ。ミツバチがオウレンや雪割草の花の間を忙しそうに飛び回っていた。
 平野部ではすでにヒバリやウグイスやホオジロやカワラヒワなどいろんな鳥がさえずり始めている。こんな感じだとツバメの渡来も早そうだ。

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4月12日・2008年 (11:00〜15:50) 曇り
 弥彦山 田ノ浦〜 【環境】低山(534m)

トビ、ウミネコ、(アオゲラ)、(コゲラ)、ツバメ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、(ウグイス)、キクイタダキ、ヒガラ、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、(メジロ)、(ホオジロ)、スズメ、ハシブトガラス

 山頂周辺ではジョウビタキが何羽も見られた。北へ渡る途中休憩だろう。
 ツバメは2日ほど前から見かけるようになった。今年は意外に渡来が遅かったように思う。
 雪割草の花は昨日雨に打たれたせいかやや閉じぎみのものが多く、そろそろ盛りを過ぎた感じもあるけど、まだたくさん綺麗に咲いていた。あっという間に咲いてすぐにしおれてしまうカタクリに比べて花の持ちが良いようだ。

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4月29日・2008年 (8:00〜15:20) 晴れ
 鋸山 栖吉町〜 【環境】低山(764.9m)

オシドリ、トビ、サシバ、(キジバト)、(ツツドリ)、ヒヨドリ、(ウグイス)、キビタキ、オオルリ、(ヒガラ)、シジュウカラ、(ヤマガラ)、メジロ、(ホオジロ)、マヒワ、(イカル)、ハシブトガラス

山の様子
 昨年と同じコースで鋸山〜萱峠を歩いた。昨年より一週間ほど早いせいか登山道にはまだ少し雪が残っていたりタカクリも咲いていたり。だが木々はすでに芽吹き葉を広げ山全体が癒しのパステルカラーに包まれていた。山笑う。うまい表現だと思う。ギフチョウが飛び交いオオルリやキビタキのさえずり、ツツドリの声も聞こえていた。
 昨年の様子

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5月1日・2008年 (11:00〜16:20) 晴れ
 菩提寺山 石油の里〜 【環境】低山(248.4m)

ミゾゴイ、(キジ)、キジバト、(アオゲラ)、(コゲラ)、キセキレイ、ヒヨドリ、サンショウクイ、コマドリ、(ウグイス)、ヤブサメ、キビタキ、(オオルリ)、エナガ、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、アオジ、(イカル)、ハシボソガラス、(ハシブトガラス)

山の様子
 新緑の森が気持ち良すぎるくらいに気持ち良い。刺激的な緑色なのに癒されるのはなぜだろう。
 低山帯は今が一番活気のある季節。今年はヤブサメの声を聞く前に姿を拝見してしまった。♀だろうか?。
 渓流では淡色のカワガラスを発見っ、て焦ってしまったがよく見たらコマドリのメスだった。
 二年前にミゾゴイらしき鳥を見かけた湿地に立ち寄ってみた。まさかいるわけないよな〜ってずんずん歩いて行くと突然バサバサバサ・・ って・・
「だあ゛〜」まさか本当にいるとは思わなかった〜。わかっていればカメラ構えてそろ〜っと歩いたのに (T◇T);
 毎年ここに渡来しているのかもしれない。また来てみよう。

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6月8日・2008年 (10:50〜13:00) 晴れ
 袴腰山 八木前〜 【環境】低山(526.1m)

(アオゲラ)、(コゲラ)、(ホトトギス)、イワツバメ、ヒヨドリ、(ウグイス)、(ヤブサメ)、(オオルリ)、(シジュウカラ)、(ヤマガラ)、(メジロ)、(ホオジロ)、スズメ、(ハシブトガラス)

山の様子
 もうすぐ梅雨入り。この時期の低山はあまりめぼしいものがない。そのうえ小さな虫がまとわりついてやたら目に突入してくる(メマトイっていうハエの一種らしい)。休憩も楽々できやしない。
 意外にスズメバチを何匹も見かけた。羽音を聞くと思わず警戒してしまうが、この時期に活動しているのは女王バチなのでほとんど人を襲うことはないのだ。

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6月20日・2008年 (10:30〜12:00) 晴れ
 瓢湖 【環境】湖沼、芦原

ヨシゴイ、アマサギ(周囲の田圃)、アオサギ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、ホシハジロ、バン、キジ、キジバト、ツバメ、カワセミ、モズ、オオヨシキリ、カワラヒワ、ムクドリ、コムクドリ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

瓢湖の様子
 冬の探鳥適地として知られる瓢湖だが、野鳥の生態観察には夏がお勧め。それと6月はあやめも見頃。

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