▲ 2008年前半へ Field note 目次へ



 ▼ 2008年後半の鳥見 -

2008年後半
7/26-27 焼山、火打山
8/12 谷川岳、茂倉岳
8/26 角田山
 
10/10 菩提寺山
11/27 佐潟
12/20 瓢湖
 


※ カッコ内の鳥は鳴声だけです。
※ 画像をクリックすると拡大画像や説明が見れます。



7月26-27日・2008年 晴れたり曇ったり
 火打山、焼山 笹ケ峰〜【環境】山地、亜高山帯 (〜2461.8m)

ライチョウ、(キジバト)、(ジュウイチ)、(ホトトギス)、アマツバメ、イワツバメ、ビンズイ、モズ、(ミソサザイ)、イワヒバリ、カヤクグリ、(コマドリ)、(ルリビタキ)、(アカハラ)、(ウグイス)、メボソムシクイ、(キビタキ)、ヒガラ、メジロ、(クロジ)、(ウソ)、ホシガラス、(ハシブトガラス)

山行の様子
 350KB
 N氏に同行いただいて前々から興味のあった焼山へ登ってきた。
 初日は笹ケ峰から黒沢池を経由して高谷池泊り。黒沢池は今年もワタスゲが見事だった。
 二日目、高谷池から焼山往復。火打山から先は登山道が整備されてないが、踏み跡が付いているので焼山まで迷うことはない。ただ影火打を過ぎたあたりから焼山との鞍部までかなり薮を漕ぐ。戻れるのか不安になるくらいにずんずん下ったあと焼山まで一気の登り。
 焼山のてっぺんは整ったカルデラではないが活火山らしい荒涼とした風景が広がっていた。硫黄臭いガスが噴出している。登山者は他に数名あり。山頂周辺をアマツバメが群れ飛んでいた。静かな山だった。
一時間ほど休憩の後引返す。往路と同じ二時間半で火打山に到着できた。
 火打山からの下りでは今年も雷鳥親子に遭遇。のちに雷がゴロゴロ鳴り始め、高谷池からは雨に打たれつつ笹ケ峰へ下った。

↑ TOP


8月12日・2008年 曇りのち晴れたり曇ったり
 谷川岳、茂倉岳 土合〜土樽【環境】山地、亜高山帯 (〜1977m)

(キジバト)、(ヨタカ)、(ホトトギス)、アマツバメ、ツバメ、キセキレイ、イワツバメ、(ウグイス)、(ホオジロ)、にほんかもしか

山行の様子
 今回もN氏との山行。前夜駐車場泊りで土合から谷川岳-茂倉岳を経て土樽へ下った。
 谷川岳への登りはガスの中。景色は見えないがこの暑い時期なので直射日光にあぶられなくて助かった。
 谷川岳に着く頃からはガスが晴れて縦走路が見渡せるようになった。イワツバメやアマツバメが上空を飛び交う。眼下には怒迫力の一ノ倉沢。縦走路にはこの時期でも意外にたくさん花が咲いていた。

↑ TOP


8月26日・2008年(10:40〜16:00)曇り一時晴れ
 角田山 灯台〜【環境】低山 (〜482m)

ミサゴ、トビ、ハヤブサ、ウミネコ、ツバメ、ヒヨドリ、イソヒヨドリ、(サンショウクイ)、ヤマガラ、(イカル)、ホオジロ、ハシブトガラス

山行の様子
 曇っているわりには意外に遠くの山が見渡せる空だった。なんとなく秋の気配なんだな。
 この時期、山中に野鳥の姿が少ないのは相変わらず。虫(おもにハチ)など見ながらぶらぶら歩いて山頂まで二時間近くかかった。昼飯昼寝の後下山。

↑ TOP


10月10日・2008年(10:00〜14:00)晴れ一時曇り
 菩提寺山 大沢公園〜【環境】低山 (〜248.4m)

(キジバト)、(アオゲラ)、コゲラ、(ヒヨドリ)、シジュウカラ、ヤマガラ、キバシリ、メジロ、(カケス)、(ハシブトガラス)

 カラ類の混群の中にキバシリを発見した。以前春先にもこの低山帯でそれらしい姿を目撃したことがある。渡り途中だと思うが、意外に平野部を通過しているのだろうか。
 登山道にはドングリやクリがけっこう落ちていた。今年のクマのご機嫌はいかがなものか。ドングリやホオの葉っぱの落ちる音に思わず立ち止まってしまう風のない穏やかな一日だった。

↑ TOP


11月27日・2008年(13:00〜15:15)晴れ
 佐潟 【環境】湖沼、アシ原、雑木林、積雪なし

カイツブリ、ハジロカイツブリ、ダイサギ、アオサギ、カワウ、コハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、ミコアイサ、トビ、ハイイロチュウヒ、オオタカ、キジ、オオバン、キジバト、アカゲラ、カワセミ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、シロハラ、ツグミ、エナガ、シジュウカラ、メジロ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、カワラヒワ、ベニマシコ、シメ、ウソ、ハシボソガラス

 湖面のハクチョウは若鳥が数羽だけ。他はみんな周辺田んぼへ出ているようだ。カモ類のほとんどはマガモとコガモ。ミコアイサもかなり入っているがオスはまだパンダになっていないため目立たない。
 鳥見とは関係ないけど、周辺の畑では大根の収穫が最盛期を迎えていた。漬物用らしく葉っぱがみんな捨てられている。利用できないものかなと思いつつ湖畔を散策。
 カシラダカの群れの中にミヤマホオジロを見つけた。当たりクジを引いたみたいでちょっと嬉しい。

↑ TOP


12月20日・2008年(10:15〜11:45)晴れ
 瓢湖 【環境】湖沼、積雪なし

カワウ、コサギ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、オカヨシガモ、ハシビロガモ、ヒドリガモ、ヒドリガモ×アメリカヒドリ混血、キンクロハジロ、ホシハジロ、ミコアイサ、トビ、オオタカ、オオバン、ハクセキレイ、スズメ、ハシボソガラス

瓢湖の様子
 今年ラムサール条約の登録湿地となった瓢湖。記念に珍しい鳥や冬鳥がたくさん訪れているのではと期待したが、やはりそんなことはなかった。鳥達の知った事ではない。
 積雪が無くて春のような一日、カモ類の数もまだ少なめでのんびりムードが漂っていた。ハクチョウも少なめだが、すでに5000羽以上がねぐらとして訪れているらしい。たしかに周辺田んぼはハクチョウだらけだ。
 例年と変わらぬ顔ぶれの瓢湖だが、折しも鳥インフルエンザが流行の時節柄、湖畔には柵が置かれたり網が張られたりして鳥と人とが直接触れあえなくなっていた。オナガガモがふてくされているように見えたのは気のせいか。

↑ TOP



▼ 2009年へ 続く Field note 目次へ