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 ▼ 2006年前半の鳥見 -

2006年前半
01/21 佐潟
01/22 瓢湖
03/05 寺泊の海岸
03/05 佐潟
03/22 角田山
 
04/01 瓢湖
04/01 福島潟
04/07 剣ケ峰-国上山
04/22 護摩堂山
04/28 荒川山
 
04/30 上堰潟公園
05/21 守門岳
05/26 角田山
06/04 菩提寺山
06/11 大岳(守門岳)
06/30 瓢湖、福島潟


※ カッコ内の鳥は鳴声だけです。
※ 画像をクリックすると拡大が見れます。



1月21日・2006年 (10:00〜13:00) 晴れ
 佐潟 【環境】湖沼、アシ原、雑木林、積雪なし

カワウ、オオダイサギ、アオサギ、マガン、オオヒシクイ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ、カワアイサ、トビ、ノスリ、チュウヒ、チョウゲンボウ、オオバン、(カワセミ)、コゲラ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ミソサザイ、ジョウビタキ、シロハラ、ホオジロ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、アオジ、オオジュリン、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシブトガラス

佐潟  周辺田んぼの雪が消えてきた、そのせいか湖面のハクチョウは先月末より少なくなったが、オオヒシクイはまだ羽根を休めていた。マガンも一羽確認(飛んでいたので定住の一羽ではない)。ツグミは南下してしてしまったのか、珍しく姿が見えなかった。

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1月22日・2006年 (10:00〜11:00) 晴れ
 瓢湖 【環境】湖沼 積雪あり 

オオダイサギ、コサギ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、アメリカコガモ、ヒドリガモ、ヒドリガモ×アメリカヒドリ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミコアイサ、トビ、オオバン、ハクセキレイ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

アメリカコガモ  意表をついた青空に誘われてまた鳥見に出た。
 湖面のハクチョウの数はそれなりに多いが、周辺の田んぼはすっかり雪に覆われている。かなりの数が雪の無い地方へ移動したのではないかと思う。
 その他特に珍客はなし(相変わらず熱心に探してない)、かと思われたがなんと今までいくら探しても見つけられなかったアメリカコガモについに遭遇してしまった。なにげなく見たらそこにいた。双眼鏡を向けるまでもない距離に。出会いなんてこんなもの。

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3月5日・2006年 (9:30〜11:30) 快晴
 寺泊の海岸 【環境】海、港、河口、砂浜、海岸林 

たぶんシロエリオオハム、カンムリカイツブリ、ウ、アオサギ、カルガモ、コガモ、ウミアイサ、トビ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、セグロセキレイ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

 暖かく穏やかな1日だった。あまりにも春なのでヒバリやウグイスのさえずりが聞こえてくるのではと聞き耳を立てていたが、まだ少し早かったようだ。ホオジロはあちらこちらでさえずり。カワラヒワもそれらしい声で鳴いていた。
 
3月5日・2006年 (12:45〜15:00) 快晴
 佐潟 【環境】湖沼、アシ原、雑木林 積雪なし 

カンムリカイツブリ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、ミコアイサ、トビ、ノスリ、キジ、オオバン、コゲラ、ヒヨドリ、モズ、ミソサザイ、シロハラ、エナガ、シジュウカラ、ホオジロ、オオジュリン、アオジ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス

 ハクチョウは2月末にねぐらを他へ移したらしい。カモ類も少なく湖面は閑散。ツグミの姿はまだなかった。

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3月22日・2006年 (10:10〜14:00) 晴れのち曇り
 角田山 灯台〜 【環境】海岸-低山(0〜481.7m) 

ウミウ、トビ、ハヤブサ、セグロカモメ、コゲラ、ヒヨドリ、ミソサザイ、イソヒヨドリ、シジュウカラ、ホオジロ、アトリ、(ウソ)、(ハシブトガラス)、てん

テン  今年初の山歩きに角田山へ。灯台からのコースを歩いてみたけど、4ヶ月ぶりの山歩きのせいか今ひとつ調子が出ず登りが辛かった。なんだか情けない。
 咲き始めた椿のまわりでは相変わらずヒヨドリが「ビ〜ヨ ピ〜ヨ ピーー」と騒がしい。
 雪解けの早い場所ではすでに雪割草がたくさん花を咲かせていた。じきに見頃になりそうだ。
 それに比べるとカタクリはまだ落葉の下から顔を出したばかりで葉っぱも開いてない。こちらは少し遅めだろうか。だけどこのカタクリは葉っぱとつぼみの成長が同時進行なので油断していると盛りを見逃しかねないのだ。
 帰りにテンを見かけた。場所は違うけど以前にもこの山で見たことがある。やたら登山者の多い山だけど、まだそれなりに自然環境が保たれているということだろうか。

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4月1日・2006年 (10:00〜11:15) 晴れ
 瓢湖 【環境】湖沼 アシ原

カワウ、オオダイサギ、コサギ、アオサギ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、アメリカヒドリ、ヒドリガモ×アメリカヒドリ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ、トビ、キジ、オオバン、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、モズ、(ウグイス)、オオジュリン、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス

 昨日と一昨日は雪が舞う冬の気候だったのに、今日はもうぽかぽか陽気の空にヒバリが歌いツバメが舞っている。この時期の天気はとても忙しい。
 瓢湖はもうすぐ桜の時期を迎えようとしていた。
 
4月1日・2006年 (12:45〜14:30) 晴れ
 福島潟 【環境】湖沼、アシ原

カイツブリ、カワウ、オオダイサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、ミサゴ、トビ、ノスリ、ハイタカ、オオバン、タゲリ、セグロカモメ、ユリカモメ、ハクセキレイ、モズ、カワラヒワ、オオジュリン、スズメ、ハシボソガラス

福島潟  オオジュリンの♂の頭がかなり黒くなってきた。ユリカモメも頭が黒くなりかけのが見られる。オオダイサギは一羽すでにクチバシが黒く変わっていた。目先も婚姻色の青緑、脚(脛節)はオレンジ色に。春だねえ。
 これからの時期は天気が良ければ潟の風景が素晴らしい。

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4月7日・2006年 (10:30〜15:45) 晴れ
 剣ケ峰 - 国上山 麓〜 【環境】低山(〜313m) 

ミサゴ、トビ、サシバ、(キジバト)、キセキレイ、(ヒヨドリ)、ミソサザイ、ルリビタキ、ウグイス、キクイタダキ、エナガ、シジュウカラ、ヤマガラ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、アトリ、ベニマシコ、マヒワ、ハシブトガラス

カタクリ  この季節、天気の良い日は低山歩きが気持ち良い。夏鳥で見られるのはまだサシバくらいだけど、これから北へ向かう冬鳥がけっこうたろむしてたりする。
 この山域の春の進行状況は去年と同じか、やや早めだろうか。この山一帯はいたる所カタクリだらけだけど、残念なことに盛りを少しだけ過ぎていた。もう2、3日早ければといった感じだけど、なかなかうまい具合に都合がつくものではない。雪割草はちょうど見頃だった。

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4月22日・2006年 (9:30〜12:00) 曇りのち晴れ
 護摩堂山 【環境】低山(〜268m) 

ヤマシギ?、(キジバト)、(アオゲラ)、コゲラ、イワツバメ、ヒヨドリ、(サンショウクイ)、(コルリ)、ウグイス、キビタキ、オオルリ、コサメビタキ、ヤマガラ、メジロ、ホオジロ、(クロジ)、カシラダカ、カワラヒワ、ウソ、シメ、(イカル)、ハシブトガラス、りす

 この護摩堂山はちょっとした鳥見散歩にはちょうど良い。
 広葉樹の芽吹きとともに夏鳥がいっせいに姿を見せ始めた。あちらこちらの桜の花にはメジロの群れがにぎやか。

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4月28日・2006年 (10:00〜14:20) 曇りのち晴れ
 荒川山 剣竜峡〜 【環境】低山(〜630m) 

キジバト、(ツツドリ)、(アオゲラ)、ヒヨドリ、(ミソサザイ)、シロハラ、ツグミ、(ウグイス)、(ヤブサメ)、オオルリ、(ヒガラ)、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、カケス、(ハシブトガラス)、つきのわぐま

 去年開かれたという荒川山へのルートを歩いてみた。剣竜峡の山神社から尾根に取り付いて荒川の源流部をぐるっと周回するコース。全般的に展望はないけど痩せ尾根の連続なので退屈はしないコースだった。
 ただ場所によってはサルのものらしい糞が異常にたくさん落ちていているので踏んづけないよう気をつけながら歩いた。なにも登山道にしなくてもいいのにと思うのだが、人がたくさん歩くようになったのでなわばりを主張しているのだろうか。
 それに穴マクリ展望台手前のブナ林を歩いているときには突然前方でドドドドドってなにか駆け出したので、なにごとかと視線を向ければなんと熊さんだった。斜面をとっとことっとこ下って行った。お互いにビックリ。
 考えてみたらこの辺一帯は去年まで人があまり入ることのなかった場所。新しく登山道を切り開くということは野生動物の生活領域に踏込んで行くということなんだなあと実感した山歩きだった。

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4月30日・2006年 (11:30〜14:00) 晴れ
 上堰潟公園 【環境】湖沼のある公園、周囲は田んぼ 

アビ?(死体)、カイツブリ、チュウサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、トビ、(ハヤブサ)、(キジ)、バン、オオバン、ツバメ、ヒバリ、セグロセキレイ、ツグミ、(オオヨシキリ)、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

上堰潟  菜の花の写真を撮りに来たついでの鳥見。池の中州からはオオヨシキリの雄叫びが聞こえていた。まだ本調子ではなく一時だけだったけど、とりあえず今年初聞き。
 それにしてもなんでこんな所にアビが・・

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5月21日・2006年 (7:20〜15:30) 晴れ
 守門岳 二口〜【環境】〜山地帯(〜1537m) 

カルガモ、トビ、(カッコウ)、(ツツドリ)、(ホトトギス)、キセキレイ、ヒヨドリ、(サンショウクイ)、カワガラス、(コルリ)、(ウグイス)、(ヤブサメ)、キビタキ、(オオルリ)、シジュウカラ、(メジロ)、ホオジロ、ハシブトガラス

守門岳  山仲間6人で守門岳へ。今年はまだ道路に雪があって登山口の駐車場まで車が入れないため30分ほど余計に歩いた。ブナ林にある護人清水もまだ雪の下。今年の残雪は多過ぎる。野鳥の姿が少なかったのはそのせいだろうか。
 さいわい天候には恵まれて美味いビールをてっぺんで飲むことができた。

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5月26日・2006年 (9:45〜15:20) 薄曇り
 角田山 浦浜〜【環境】低山帯(〜481.7m) 

トビ、(ツツドリ)、(ホトトギス)、ハリオアマツバメ、アマツバメ、(アオゲラ)、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、イソヒヨドリ、(マミジロ)、ウグイス、キビタキ、(オオルリ)、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、ホオジロ、イカル、スズメ、ハシブトガラス

角田山  さすがに5月の末ともなると低山では野鳥のさえずりが少なくなる。ヒヨドリが賑やかなのは相変わらずだけど、ホオジロがせっせと巣材を集めていたり、ヤマガラは幼鳥の姿があった。親鳥の姿が近くになかったということはもう完全な一人立ち、というか一鳥立ちだろうか。
 途中マミジロの何か訴えかけているような独特のさえずりが聞こえてきた。すぐ近くにいるみたいなのでしばらく(15分くらい)茂みの中を目を凝らして探したけどついに姿を見ることはできなかった。

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6月4日・2006年 (10:30〜14:30) ぼんやり晴れ
 菩提寺山 白玉の滝〜【環境】〜低山帯(〜248.4m) 

ミゾゴイ?、(トビ)、(キジバト)、(ツツドリ)、(ホトトギス)、(コゲラ)、キセキレイ、ヒヨドリ、カワガラス、クロツグミ、(ウグイス)、(ヤブサメ)、キビタキ、(オオルリ)、(サンコウチョウ)、メジロ、(ホオジロ)、イカル、ハシブトガラス

 雪の残る山へ行きたかったけど朝早く起きられなかったので超低山へぶらっと出向いた。この時期の低山も捨てたもんじゃない。登山道はほとんど木陰だし、暑くも寒くもなく空気はカラッとしていて気持ち良く昼寝もできる。野鳥の姿は少ないけれど、クロツグミの美声が杉林に響いていた。
 途中でカケスの羽根をたくさん拾った。雨覆のしましま模様が綺麗。だけど猛禽に補食された幼鳥のようだ。合掌 (u_u)。
 湿地から突然大柄な鳥が飛び立ち林の陰に見えなくなった。その間わずか2秒くらい。記憶に残ったのはヨシゴイのような体形と頭部から背面へかけての赤茶色。オオヨシゴイかと思ったが環境からしてミゾゴイのようだ。

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6月11日・2006年 (6:30〜16:00) 曇り
 大岳(守門岳) 入塩川〜【環境】低山帯、山地帯(〜1432.4m) 

トビ、ジュウイチ、(カッコウ)、(ツツドリ)、ホトトギス、アカゲラ、ヒヨドリ、コルリ、(ウグイス)、(ヤブサメ)、(キビタキ)、オオルリ、ヒガラ、シジュウカラ、ホオジロ、(クロジ)、イカル、ウソ、(カケス)

守門岳  入塩川からのコースを十数年ぶりに歩いてみた。相変わらず登山者が少ない。行程が長いせいだろうか。そのぶん登りは緩やかで、途中のブナ林がまた素晴らしいのだが。
 天候は予報に反して曇り空。気温が上がらず気分も今ひとつ晴れない山歩きとなった。だけど梅雨入り間近のこの時期ではガスらないだけでも儲け物だったかもしれない。
 杜鵑類は4種とも声が聞こえていた。なかでもホトトギスとジュウイチの動きが活発。
 声はすれどもなかなか姿を現さないコルリがブナのこずえでさえずっていた。久しぶりに姿を見ることができた。

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6月30日・2006年 曇り
 瓢湖、福島潟 【環境】湖沼、アシ原 

(カイツブリ)、カワウ、ヨシゴイ、ゴイサギ、アマサギ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、カルガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、トビ、キジ、バン、キジバト、コアジサシ、ヒバリ、ツバメ、モズ、オオヨシキリ、コヨシキリ、ホオアカ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

鳥  新しいデジカメを買ったので試し撮りを兼ねて鳥見に出た。やけに暑い日だった。暑いのはいいけどこの湿度はなんとかならないものか。ぶらぶら歩きでもグダァ〜ッとしてきたので、ざっと見て退散した。定住のハクチョウやカモ達はバテたりしないのだろうか。

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