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 ▼ 2006年後半の鳥見 -

2006年後半
08/2-3 火打山
08/20 角田山
09/02 越前浜
09/16 角田山
09/16 四ツ郷屋浜
09/16 上堰潟公園
 
09/30 四ツ郷屋浜
09/30 佐潟
10/14 角田山
10/14 上堰潟公園
10/28 大蔵岳-菅名岳
11/03 宝珠山-菱ケ岳
 
11/18 村松公園
11/19 南蛮山
11/25 佐潟
12/11 長峰大池
12/11 朝日池-大潟水と森公園

※ カッコ内の鳥は鳴声だけです。
※ 画像をクリックすると拡大が見れます。



8月2-3日・2006年 (8:00〜) 晴れたりくもったり
 火打山 笹ケ峰〜 【環境】山地、亜高山帯 (1320m〜2461.8m)

ライチョウ、キジバト、(ホトトギス)、アマツバメ、(ミソサザイ)、カヤクグリ、(コマドリ)、ルリビタキ、アカハラ、(ウグイス)、(メボソムシクイ)、ホオジロ、(クロジ)、ウソ、ホシガラス、ハシブトガラス

ライチョウ
 サイズ 312KB
 テント担いで梅雨明けの火打山へ。夏に訪れるのは10年ぶりくらいだろうか。
 8月に入ってしまったため花の時期には少し遅いかと思っていたが、今年は雪が多かったせいか以前と同じようにたくさんの花とライチョウ親子が迎えてくれた。まさに山上の楽園と呼ぶにふさわしい。
 山頂周辺をアマツバメがびゅんびゅん飛び回っていたので何枚か撮ったけどブレとボケで見事全滅していた。  

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8月20日・2006年(10:30〜15:00) 晴れまたは薄曇り
 角田山 五ケ峠〜【環境】低山(〜481.7m) 

トビ、(キジバト)、コゲラ、ツバメ、サンシヨウクイ、ヒヨドリ、ヤブサメ、(ウグイス)、ヒタキ幼鳥、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、ホオジロ、イカル

 こんな暑い日でも快適に歩けるコースはないかと考えて考えて考えた末に角田山五ケ峠コースを歩いてみた。ここはアップダウンが少ないうえに木陰の道をハイキング気分で歩くことができる。

キイロスズメ
 当然この時期なので野鳥の種類はあまり見られなかった。ヒタキ科の幼鳥は何羽も見かけたけど何だかわからない。キビタキだろうか?
 うれしいことに先回(5月)登ったときに見つけたミツバチの巣は無事に繁栄を続けていた。来年は分蜂がみられるだろうか。

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9月2日・2006年(15:15〜16:00) 晴れ
 越前浜 【環境】海岸 

トビ、メダイチドリ(1)、トウネン(50)、エリマキシギ(1)、キアシシギ(1)、ソリハシシギ(4)、オオソリハシシギ(1)、ウミネコ、カワラヒワ

 だいぶ秋の気配が強くなってきたので、出かけたついでに浜辺へ出てみた。
 波打ち際にシギチの姿が見あたらないのは汐の関係だろうか。少し歩いてようやく波打ち際の水たまりに群れを見つけることができた。大きいのやら小さいのやらが入り混じって食事の最中。
 その中に夏羽の残るコオバシギを発見!、と思いつつ近づいてよく見たらなんとコオバではなく切れ長の目をしたエリマキシギ(幼鳥)だった。こんな所で会うとは思わなかった。
 でも今日見れたのはこの一群のみ。

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9月16日・2006年(10:00〜14:15) 曇り一時小雨
 角田山 灯台〜 【環境】低山 (0〜481.7m) 

トビ、ウミネコ、コゲラ、ツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、(ヒヨドリ)、イソヒヨドリ、オオルリ、エナガ、シジュウカラ、メジロ、ハシボソガラス

 人気の灯台コースだが雨模様のせいか登山者が少なく、この山にしては静かな歩きができた。エナガを筆頭にしたシジュウカラ、コゲラの混群やメジロの集団が現れると一時だけ「チーチー、チュルチュル、ギィ〜」と賑やかになる。
新潟平野
 山頂広場を横切って観音堂の境内で休憩にした。眼下には黄金色の海が広がる。そろそろコシヒカリの刈取りが始まったようだ。けどこの連休は天気が今ひとつ良くないのだな。
 昼飯のあと昼寝をしてたら寒くなった。天候のせいもあるけど、少し前までは暑くてどうしようもなかったのがまるで嘘のようだ。

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9月16日・2006年(14:30〜15:00) 曇り
 四ツ郷屋浜  【環境】海岸 

トビ、シロチドリ(5)、メダイチドリ(1)、トウネン(7)
 
 角田山から下りたあと砂浜をちょっと覗いてみた。常連のシロチドリ以外はメダイチドリが一羽とトウネンの幼鳥が少数。寂しい。

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9月16日・2006年(15:30〜16:00) 曇り
 上堰潟公園  【環境】池のある公園 

カイツブリ、ゴイサギ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、オシドリ、カルガモ、コガモ、トビ、ツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、モズ、スズメ、ハシブトガラス

 気の早いコガモ達が到着していた。湖面や周辺の水路にはカルガモが多い。その中に見なれないカモが2羽混じっていた???。換羽途中のオシドリ♂だった。今時ここにいるということはたぶん角田山麓の森に生息しているのだろう。イチョウ羽も頬の髭もないので毛色の変わった変なカモにしか見えない。

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9月30日・2006年(11:00〜12:00) 晴れ
 四ツ郷屋浜 【環境】海岸 

トビ、ショウドウツバメ

 シギチの姿はなし。シヨウドウツバメが群れ飛んでいただけだった。

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9月30日・2006年(13:00〜15:00) 晴れ
 佐潟 【環境】湖沼、アシ原、雑木林 

ハジロカイツブリ、ダイサギ、カルガモ、マガモ、コガモ、トビ、ノスリ、キジ、オオバン、キジバト、ショウドウツバメ、ツバメ、ヒヨドリ、モズ、シジュウカラ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、(オナガ)、ハシブトガラス

 カモ類がかなり入っているようだが湖面にはまだハスの葉が茂っているので、なにがいるかわからない。
 ここでもショウドウツバメがツバメとともに湖上を舞っていた。

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10月14日・2006年(10:00〜14:30) 晴れ
 角田山 ホタルの里〜 【環境】低山(〜481.7m)

ノスリ、(キジバト)、コゲラ、(ヒヨドリ)、(モズ)、メボソムシクイ?またはウクイス、エナガ、(シジュウカラ)、ヤマガラ、メジロ、アトリ、スズメ、ハシブトガラス

 登山道脇のスギやマツの倒木にはスギヒラタケがこれでもか〜というくらいドッサリ生えていた。ここにもそこにもあそこにも。本当に採る人いなくなったのだなあ。林の中を歩き回ればドラム缶一杯くらいは採れそうな感じだった。
 ヤブの中で「チャッ、チャッ」って舌打ちをしている鳥がいた、何羽も。ウグイスかと思ったが、チラッと見えた一羽はムシクイの雰囲気。メボソだろうか。
 アトリは今期初見。早い!

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10月14日・2006年(15:00〜16:00) 晴れ
 上堰潟公園 【環境】池のある公園 

ゴイサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、コハクチョウ、マガン、カルガモ、マガモ、コガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、オオバン、カワセミ、セグロセキレイ、モズ、スズメ、ハシブトガラス

 秋が深まり、カモ類が多くなった。3日ほど前に瓢湖にハクチョウが飛来したということだが、ここにもコハクチョウ5羽が羽を休めていた。眺めているうちにさらに十数羽が着水して20羽ほどになった。マガンも一羽確認。若鳥のようだ。

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10月28日・2006年(8:00〜15:00) 晴れ一時曇り
 大蔵山 - 菅名岳 いずみの里〜【環境】低山(〜910m) 

ツミ ro ハイカタ、サシバ?、キジバト、(ウグイス)、ヤマガラ、ホオジロ、アオジ、ベニマシコ

 菅名岳、大蔵山はこの時季人気の山なので駐車場を心配して出向いたが、意外に余裕で止めることができた。この秋は熊がたくさん出没しているその影響だろうか。
 歩きだすといきなり道端に熊が暴れたらしき痕跡があった。困ったものだ。周囲を警戒しながら足を進めてゆく。
 ブナの大木が多く生える標高500〜700mあたりの紅葉は見頃にはまだもう少しで、来週に来たほうが良かったような感じだった。けど今日の気候は文句なしの山歩き日和だ。大蔵山から菅名岳へ向かう稜線に出ても風がなくTシャツ姿でちょうど良い暖かさだった。空も青い。
 ご機嫌で歩いているとベニマシコが現れた。こんな標高900mの稜線上に?、渡りの途中だろうかって思って見てたら北へ向かって一直線に飛んで行った。なんだ?
 菅名岳山頂で昼ご飯してたら小形のタカが4羽、ぐるぐる旋回しながら上昇して見えなくなった。そのあとにもサシバみたいなタカが1羽現れて南へ向かって行った(サシバにしては時期的に遅い)。そういえば大蔵山からの稜線を歩いている時も小さなタカが1羽、頭上を通過して南西へ向かっている。渡り経路なのかもしれない。
 秋の登山日和はワシタカにとっても渡り日和なのだ。

 「大蔵岳」は一般に大蔵山と呼ばれていて、最近の国土地理院の地形図でも大蔵岳から大蔵山に改められているようなので以降「大蔵山」を使います。

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11月3日・2006年(8:20〜16:00) 晴れ
 宝珠山 - 菱ケ岳 草水〜【環境】低山(〜973.6m) 

ヒヨドリ、コガラ、(ハシブトガラス)

 山の先輩方と連れ立って五頭連峰の宝珠山から菱ケ岳への縦走ルートを歩いた。
 宝珠山から菱ケ岳方面へ向かうのは3年ぶり。このルートは歩く人が少ないのでコース状況が少し気掛かりだったが、途中の大蛇山までは刈り払いがされていて快適に歩くことができた。地元山岳会の皆さんに感謝しつつ小春日和の尾根道を行く。
 大蛇山を過ぎると所により笹薮をかき分けながら進むようになった。だが特に問題はなくここも順調に歩くことができ、途中1時間半ほど昼ご飯休憩。なによりの御馳走は晴天と缶ビールだ。
 最後の急登はエネルギー充てんのあとなので一気に登りきる。
 そんな感じで菱ケ岳には熊に遭遇することなく無事に到着できた。ブナの実やドングリが不作なので熊はみんな人里へ下りているのかもしれない。熊が食べるかどうかわからないけどナナカマドの赤い実も今年は見あたらなかった。
 菱ケ岳からは村杉の駐車場へ下山した。野鳥は見れなかったが充実の山歩きだった。

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11月18日・2006年(AM-時間不明) 晴れたり曇ったり
 村松公園 五泉市【環境】丘陵のある公園 

トビ、アオゲラ、コゲラ、ヒヨドリ、メボソムシクイ?、エナガ、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヤマガラ、ゴジュウカラ、メジロ、マヒワ、(アトリ)、カケス、ハシブトガラス

 平野部の紅葉がそろそろ見頃になってきた。まずまずの穏やかな天候だったので写真を撮りにあちらこちら放浪。その途中で村松公園にも立ち寄ってみた。
 三脚を構えたカメラマンがたくさんいたのは撮影会かなんかだろうか?、それとも紅葉を目当てにたまたま集まった人達だろうか。散策者より多い。自分もその一人だったりするけど。
 そんなこと考えながら歩いてたら目の前にコガラとシジュウカラの群れが現れた。続いてカケス登場、なにやら怪しい行動をしている。噂に聞く貯食行動だろうか?。鳥見優先モードに切り替えた。
 松林に入るとカラ類がたくさん賑やかだった。一番多いのがコガラ。こんなにたくさんのコガラは初めて見た。つづいて多いのがヤマガラ、シジュウカラ、エナガ。さらにコゲラ、ヒガラ、メジロが少々。ゴジュウカラ、マヒワそれにメボソムシクイらしき姿鳥の姿も。まるでカラ類混群詰め合せセットをバラまいたみたいだ。かなり長時間飽きずに見入ってしまった。キクイタダキが入っていなかったことが悔やまれる。
 写真撮影のついでに鳥見をするつもりが、鳥見ついでの写真撮影になってしまった。

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11月19日・2006年(8:00〜) 晴れのち曇り
 南蛮山 長岡市【環境】低山帯 

ノスリ、アオゲラ、キセキレイ、ヒヨドリ、(ミソサザイ)、(ツグミ)、シジュウカラ、ヤマガラ、カシラダカ、ウソ、(カケス)、ハシブトガラス

 中部北陸自然歩道の一区間である「石彫の道」が長岡市の横枕町から蓬平町まで続いている。その途中にある南蛮山にNさんの案内で登った。
 この「石彫の道」は自然歩道だが車1台が通れる幅がある。山肌をうねうねと続くこの道は情報によると2年前の中越地震でずたずたに寸断されて未だ開通してない、ということだったが実際歩いてみると復旧はほぼ終っていた。路肩はまだ土を盛ったばかりなので大雨や春先の雪解けなどでまた崩れてもおかしくない状況だが、いちおう車も通れる状態になっていた。
 順調に歩いて南蛮山の広場でお昼御飯。その前に南蛮山の最高地点に登ってみた。道は無い。てっぺんもただのヤブ、だけど目的は達成。この山の西側は崖になっていて足を滑らそうものなら果てしなく転がり落ちてしまう状態なので下手に道は作らないほうが良いのかもしれない。
 昼御飯休憩のあとさらに蓬平町方面へと進む。自然歩道は南蛮山の先の鞍部で右に折れて竹之高地町へ向かうが、ここまで来たついでなので直進して南蛮峠まで歩いてみた。
 南蛮峠へ続く道も地震の前までは車が通れたらしい。その後の復旧工事はまったく行われていないため、いたる所で路面の崩壊や陥没が見られススキなど生い茂っていた。それでも難なく峠に着いた。
 南蛮峠は地形図を見ると十字路になっているが、着いてみると竹之高地町へ最短距離で続く破線の道は見あたらなかった。消滅したか、もともとなかったのかもしれない。となるとここから蓬平町方面へ向かうには引返して自然歩道を歩くのが確実で早いのだが、ここまで来たついでなのでさらに前進を続けた。地形図には直進方向にも竹之高地町への道が続いているのだ。
 だけどここで引返すのが正解だった。その先の道路も震災からまったく手つかずの状態で、路面の崩壊や陥没や薮化に加えて、斜面を崩れ落ちてきた土砂や倒木がいたる所で行く手を阻んでいた。かつては車で往来できた道のようだが、もはや道と呼べる状態ではない。途中、萱峠への道を左に見てさらに進むが、その先も状況は変わらなかった。
 竹之高地町へ下りたあとは、無事を感謝して高龍神社に参拝して帰った。
 自然歩道ハイキングから一転して薮山歩きになってしまったけど面白かった。Nさん、また行きましょう。

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11月25日・2006年(12:40-16:00) 晴れ
 佐潟 【環境】湖沼、アシ原、林 

カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、コガモ、オナガガモ、オカヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ、カワアイサ、トビ、オオタカ、オオバン、アカゲラ、コゲラ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、(シロハラ)、ツグミ、(ウグイス)、エナガ、ヒガラ、シジュウカラ、ヤマガラ、ホオジロ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、アオジ、ベニマシコ、カワラヒワ、アトリ、ウソ、シメ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

 カモはまだ数が少ないうえ枯れたハスの葉に紛れて眠っているためあまり姿が見えなかった。ハクチョウ達もみんな近くの田んぼに出ている。湖面で目立っているのはオオバンとカイツブリ類とミコアイサくらい。
 だげど周辺散策路を歩くと小鳥達が結構賑やかだった。冬の顔ぶれがたくさん揃っている。天気が良かったので道草しながらぶらぶら散策。ウソの群の中にはアカウソの姿もあった。
 4時近くなるとハクチョウの群れが夕日を浴びながら次々と戻って来はじめた。湖面が徐々にざわついてくる。茜色の飛行編隊を日没まで見ていたかったが、塒入りのピークを前に佐潟を後にした。

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12月11日・2006年(11:30-11:45) 晴れ
 長峰大池 【環境】湖沼 

オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、セグロセキレイ、(ヒヨドリ)

 朝日池へ向かう途中でちょこっと立ち寄ってみた。湖面にはハクチョウ150羽くらいとカモ達がのんびり。
 ハクチョウはオオハクチョウが多いようだ、っていうよりオオハクチョウばっかしだ。探して探してなんとかコハクチョウを1羽だけ確認できた。はぐれたのだろうか。
 湖畔に立っていたら周辺にいたカモやハクチョウがじわじわ寄ってきた。オオバンまで。すまないけどおみやげは持ってこなかったのだ。

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12月11日・2006年(午後) 晴れ
 朝日池・大潟水と森公園 【環境】湖沼、林、アシ原

カワウ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ダイサギ、アオサギ、トビ、オジロワシ、オオハクチョウ、コハクチョウ、ハクガン、マガン、ヒシクイ、マガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、スズガモ?、カワアイサ、ミコアイサ、オオバン、キジ、アカゲラ、(コゲラ)、ハクセキレイ、(ヒヨドリ)、モズ、シロハラ、ヒガラ、シジユウカラ、ホオジロ、カシラダカ、ウソ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス

 3年ぶりに訪れた朝日池〜。カモの数は思っていたほど多くなく、ハクチョウが何羽か翼を休めていた。
 目当てのハクガンは肉眼でも見つけるこができた。食事を終えたあとなのか8羽まとまって昼寝している。
 オジロワシは2羽、松の木にとまっていた。毎年飛来する個体だろうか。
 湖面にはマガンやヒシクイの姿も多かった。珍しいなんとかガンていうのが混じっているのではと探しかけてはみたが、半数以上は顔を隠して眠っているうえに遠くて目が疲れるのでやめ「大潟水と森公園」へ行ってみた。
 この公園は朝日池とすぐ隣の鵜の池の間にまたがる自然公園で、3年前に来たときにもあったが、その時よりも広くなっていた。計画ではまだ広くなるという。くまなく散策するには半日くらいかかりそうだ。
 それにしても鵜の池にはみごとに鳥がいない。なんでだろう。林や薮の中には小鳥の姿がちらほらあったが、さすがにこの時季は見るべき草花はなく寂しい雰囲気だった。新緑の季節ならとても良い場所だと思う。
 夕方、朝日池の湖畔に戻って1日のフィナーレともいえるガンのねぐら入りを見た。ハクガンはまだ昼寝していた。

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