(ミソサザイ)、ヒヨドリ
明け方、窓を開けると月が出ていた、と思ったら月ではなく異様に明るい金星だった(本物の月は5時半頃、月齢29の細いのが登って来た)。日の出が見られそうだ。急いで準備して家を出た。
登山口には車が1台もなかった。天気が良ければ登ると言っていたRYOさんの姿もない。東の空が白み始めてきたので一人ライトを手に歩き出す。登山口あたりの積雪は2、30cm。ここしばらくはたいして降雪がなかったので、踏み跡がしっかりついていて比較的歩きやすかった。
高城を通過する頃にはライトの必要はなくなった。眼下に広がるパノラマが素晴らしい、けど日の出間近なのでのんびり眺めている余裕はない。足を速める。
赤く染まってきた東の雲に急かされて息も切れ切れに山頂に到着。どうにか間に合った〜。あとから登って来た地元のTさん夫婦もほぼ同時に到着。到着を待ってたかのように太陽が稜線に輝きだした。
天気予報は大外れだったけど、おかげで初日の出が見れたので文句はない。
日の出を見たあとTさん達と高城まで下ると、小屋にRYOさんが到着していた。ここで断念して日の出を見ていたらしい。みんなで小屋で2時間ほど休憩(宴会)の後、下山。
下山後は地元の温泉に浸る。温泉青空生ビールのなかなか裕福な元旦となった。