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 ▼ 2003年後半の鳥見 -

2003年後半
07/09 瓢湖
07/31-8/2 朝日岳.雪倉岳
08/30 四ツ郷屋浜
09/07 角田山
09/07 越前浜
 
09/14 越前浜.四ツ郷屋浜
09/20 角田山
09/20 越前浜.四ツ郷屋浜
09/27-28 火打山.妙高山
10/04 越前浜.四ツ郷屋浜
 
10/25 菅名岳.大蔵岳
11/19 四ツ郷屋浜
11/20 護摩堂山
11/27 朝日池
12/06 佐潟
12/17 多宝山.松ケ岳
12/30 瓢湖

※ カッコ内の鳥は鳴声を聞いただけです。
※ 画像をクリックすると拡大が見れます。



7月9日・2003年 (10:30〜11:30) 晴れ時々曇り
 瓢湖 【環境】湖沼 周囲は住宅街と田んぼ
ヨシゴイ、ゴイサギ、アマサギ(上空通過)、アオサギ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、トビ、(キジ)、バン、コアジサシ、(キジバト)、カッコウ、アマツバメ、ツバメ、オオヨシキリ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス

 湖面を覆うハスが花を咲かせ始め、夏本番一歩手前といった雰囲気だった。この時季に羽を休めているハクチョウは飛べないか定住しているかのどちらかだろう。
 カルガモの子供はもう大きく成長して余裕で羽づくろいなどしているが、バンはまだ巣立ち雛をつれてエサ探しに忙しそう。ヨシゴイも子育てに入っているのか盛んに湖面をあちこち移動して回っていた。周囲で鳴いてるカッコウはオオヨシキリの巣を狙っているのだろうか。夏の瓢湖は、冬とはまた違う活気に満ちている。

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7月31日-8月2日・2003年
 蓮華温泉 - 朝日岳 - 雪倉岳 - 白馬大池
 テント泊

7月31日 ( 5:30〜 ) 曇り時々晴れ午前中一時雨 
蓮華温泉〜朝日岳、朝日平 【環境】山地帯〜高山帯(1170〜2418m)
(キジバト)、(ホトトギス)、コゲラ、ビンズイ、カヤクグリ、ルリビタキ、アカハラ、ウグイス、メボソムシクイ、コガラ、ヒガラ、ゴジュウカラ、(クロジ)、ウソ、(カケス)、(ハシブトガラス)

 朝5時半、蓮華温泉を歩き出す。昨夜までの雨はあがって雪倉岳や朝日岳が朝日に輝いていた。良い日になりそうだ。
 と思ったのもつかの間、白高地沢で朝飯を食べていたら下流からガスが上がってきた。なんだなんだと思いつつコーヒー飲んでいたら雨も降り出した。明け方の天気は何処へ行ったのだ。
 さいわい五輪尾根の高層湿原に出るころには雨は止んでガスも時々晴れるようになってきた。コース周辺は期待どおり、いや期待以上に花盛り。なんとなく秋を感じさせる花から早春のミズバショウまでなんでもあり百花繚乱狂喜乱舞状態。
 林を抜けた白高地もまた花だらけだった。去年の海の日にここを歩いたその時より残雪は多いが、花の種類、量ともに豊富。つい写真を撮ってしまうため、なかなか足が進まない。朝日平には15時半到着となった。
 夕方にはガスも完全にあがって、夜は満天の☆。空には宇宙空間が広がっていた。


8月1日 ( 5:30〜 ) 晴れのちガス
朝日平-雪倉岳-三国境-白馬大池 【環境】亜高山帯〜高山帯(2000〜2769m)
(ホトトギス)、アマツバメ、ビンズイ、イワツバメ、(ミソサザイ)、イワヒバリ、カヤクグリ、ルリビタキ、(ウグイス)、(メボソムシクイ)、ウソ、ホシガラス

 朝5時半出発。雪倉岳へ向け水平道を行く。天気は快晴。すでに日は上っているが、雪倉岳手前まではほとんど山の西側ルートで日陰を歩けるのがありがたい。
 雪倉岳に向かってずんずん高度を上げて行くと展望がどんどん開けてくる。だが徐々に雲が湧き始めてきた。山頂に着く頃にはすっかりガスに包まれてしまった。涼しくて良いけど展望がまったくない。早めの昼飯にするが、その間もついにガスが晴れることはなかった。
 雪倉岳を下り、避難小屋を過ぎて鉢ケ岳の巻道にさしかかる頃に一時ガスが晴れて雪倉岳が全貌を現した。もう少しゆっくりしていればよかったか。
 その後は一瞬のガスの晴れ間をねらい写真を撮りながら歩く。
 ガスの中を歩いてたどり着いた大池山荘は、週末だけあってかなりの混雑ぶりだった。この時季の週末はテント泊にかぎる。


8月2日 ( 7:30〜12:00 ) 晴れのち曇り
白馬大池〜蓮華温泉 【環境】高山帯〜山地帯(1460〜2400m)
(キジバト)、(ホトトギス)、コゲラ、キセキレイ、ビンズイ、カヤクグリ、(コマドリ)、ルリビタキ、(ウグイス)、(メボソムシクイ)、キクイタダキ、(クロジ)、ヒガラ、シジュウカラ、ウソ、(ハシブトガラス)

 今日は蓮華温泉に下るだけなのでゆっくり朝食を食べ、テントをたたんだあとカメラだけ持って白馬乗鞍岳へ散策に出た。大池にはたくさんのサンショウオが気持ち良さそうに漂っていた。何を食べて生活しているのだろうか。
 今朝も天気は良いが雲が湧き始めている。9時前、蓮華温泉へ向けて下山するころにはまたしてもガスで展望がなくなってしまった。ほとんど樹林帯のコースだから、まあ良いか。
 11時過ぎ、蓮華温泉に無事下山。露天風呂に入って帰路についた。
 今回は思う存分花を楽しむことができたが、ライチョウに会えなかったのが心残り。花などの写真

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8月30日・2003年 (12:00〜12:45) 曇り
 四ツ郷屋浜 巻町 【環境】砂浜
トウネン(100羽以上)、コオバシギ(4羽)、ミユビシギ(3羽)、ウミネコ、カワラヒワ、ハシブトガラス、オバシギ(4羽)

 今年は暑くない夏だったが、今日も涼しい一日になりそう。思い立って海に出向いた。
 8月も終りということもあって海辺に海水浴客の姿はなく、鳥見には都合が良い。波打ち際のあちらこちらでシギが走り回っているのが駐車場から見えたので、浜辺を少し歩いてみた。
 こんなにシギを見るのは何年ぶりだろう。たくさんいる小さいシギはたしか・・・  あの大きいのは、え〜と ・・・
 呆れたことに名前が出てこなかった。まるで水に飛込んでから泳げなかったことに気づいたような心境だった。こんなことなら予習しとくんだった。
 家に帰ってから調べたので、名前は違っている可能性もある。
案の定、あとで出来上がった写真を図鑑で調べてみたらコオバシギではなくオバシギだった。

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9月7日・2003年 (9:45〜13:00) 曇りのち晴れ
 角田山 浦浜〜 【環境】低山(▲481.7mm)
トビ、コゲラ、ヒヨドリ、(ヤマガラ)、(ハシブトガラス)

 チッチゼミ、ツクツクボウシ、ミンミンゼミはうるさいほど鳴いているが、野鳥の姿がない。低山は今が一番野鳥の少ない時期かもしれない。

 
9月7日・2003年 (13:20〜13:40) 晴れたり曇ったり
 越前浜 巻町 【環境】砂浜
メダイチドリ(4)、トウネン(40)

 角田山から下りたあと寄ってみた。海辺にはシギチの2群とウィンドサーファー多数。

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9月14日・2003年 晴れ
 越前浜 巻町 【環境】砂浜 (12:40〜13:20)
トビ、シロチドリ(2)、メダイチドリ(3)、トウネン(40)、チュウシャクシギ(17)、ウミネコ、ハシボソガラス

 四ツ郷屋浜 巻町 【環境】砂浜 (13:30〜14:20)
メダイチドリ(3)、トウネン(150)、ミユビシギ(10)、ハマシギ(1)、ウミネコ、ツバメ、カワラヒワ

 長い間遠ざかっていた(敬遠していた?)シギ類を今年は少し眺めてみようと思う。台風一過の浜辺へ出向いた。
 昨日の県内は台風によるフェーン現象で、この夏一番の暑さを記録したらしい。今日も気温は高め。浜辺にはサーファー以外に家族連れ海水浴客らしき姿もあるが、人のいない場所にはシギチがたくさん群れていた。ほとんどが幼鳥のよう。

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9月20日・2003年 (10:07〜13:55) 曇り一時小雨
 角田山 福井〜 【環境】低山(▲481.7mm)
トビ、(キジバト)、アカゲラ、コゲラ、ツバメ、モズ、ヒヨドリ、ヤブサメ、エナガ、ヤマガラ、メジロ、イカル、(カケス)、(ハシブトガラス)

 天気予報がよくなかったせいもあり登山者が少なかった。そのおかげか、下山途中に久々にヤブサメに遭遇。立ち止まっていたら手の届きそうな距離まで寄って来た。間近で見てもやはり小さい。
  
9月20日・2003年 曇り
 越前浜 巻町 【環境】砂浜 (14:20〜14:35)
キアシシギ(1)、トビ

 四ツ郷屋浜 巻町 【環境】砂浜 (14:55〜15:25)
トウネン(100)、ミユビシギ(6)、ハマシギ(1)、ツバメ、ハシボソガラス

 角田山から下山後、例によって浜辺を覗いてみた。越前浜にはキアシシギの幼鳥が一羽だけ。

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9月27-28日・2003年
 火打山、妙高山 笹ケ峰〜 【環境】山地帯〜高山帯

9月27日 (6:30〜 ) 晴れ時々曇り
笹ケ峰〜高谷池(火打山往復)
イワツバメ、ルリビタキ、(ウグイス)、(メボソムシクイ)

高谷池
天狗の庭からの火打山
 昨夜、登山口の駐車場で待ち合わせたKさんと高谷池へ向かう。朝から快晴。紅葉もそろそろ見頃ということもあって登山者が多かった。
 登るにつれ徐々に木々の葉が色付いてくる。さすがにこの時期は野鳥の姿は少ないが、なぜかメボソムシクイだけはまだあちこちでさえずっていた。この鳥は年中この鳴き方なのか。
 3時間ほどで高谷池に到着した。テントを張って昼飯。周辺の紅葉は進んでいるがまだこれからといった感じ。見頃は来週あたりだろうか。
 昼食のあと火打山へ往復に出た。こちらの紅葉はかなり進んでいるが、色付くまえに枯れて茶色になった葉が目につく。今年の紅葉の出来は、あまり良くないようだ。それにさっきから火打山の頂に時々かかる雲も気にかかる。
 と心配したとおり山頂に着く頃にガスに包まれてしまった。晴れていれば大展望なのに。
 山頂でしばらく待ってみたが晴れる気配はなく、退屈なので下山を始めた。ところが、下っているうちに晴れて山頂がまた見えてきたというなんと運の悪さ。ふだんの行いが良くないせいだろうか。ちょうど悪いときに山頂にいたようだ。
 テント場に戻って祝杯をあげ、早々と晩御飯態勢にはいった。
 夕方には雲はほとんどなくなって、夜は満天の星空。だけど寒いので早々とテントに潜り込んだ。


9月28日 ( 〜15:10) 朝のうち晴れ、のち曇り
高谷池〜黒沢ヒュッテ(妙高山往復)〜笹ケ峰
イワツバメ、キセキレイ、ヒヨドリ、(ルリビタキ)、(ウグイス)、メボソムシクイ、(ホシガラス)

 朝起きるとテントのフライシートがバリバリに凍っていた。周辺は霜で真っ白。明け方はかなり冷え込んだらしい。今朝も快晴、今日こそは良い日になりそうだ。
 と思ったのもつかの間、テントをたたんで出発するころにはガスにつつまれて霧雨まで降り出した。本当に山の天気は変りやすい。
 さいわい黒沢ヒュッテに着く頃には止んで時々日も射してきた。ザックを置いてサブザックで妙高山へ往復に出る。妙高山周辺も紅葉はまだこれからだが、山肌にちりばめられた赤や黄色や橙色がじゅうぶんに綺麗。
 外輪山を越えたあと山頂へは延々と急登が続く。本当に延々と・・ こんな登りはなかなかあるものではない。
 息切れ切れで登り着いた山頂はガスに包まれていた。晴れていればここも眺めの良い山頂なのに。
 でもとりあえず缶ビールで祝杯をあげる。遠望がないだけに、ガスの合間に見え隠れする外輪山の紅葉が綺麗だった。
 黒沢ヒュッテで昼食のあと笹ケ峰へ下った。

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10月4日・2003年 晴れ
 越前浜 巻町 【環境】砂浜 (10:15〜10:45)
トビ、トウネン(1)、ツバメ、ハクセキレイ、イソヒヨドリ
 四ツ郷屋浜 巻町 【環境】砂浜 (11:05〜12:20)
シロチドリ(2)、メダイチドリ(4)、トウネン(20)、ハマシギ(1)、キアシシギ(1)、セグロカモメ、ハシボソガラス

アオイガイ
 今までたくさん見られたトウネンが少なかった。渡りの最盛期を過ぎたらしい。
 冬も近づいているらしく、浜辺でアオイガイを拾った。

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10月25日・2003年 (8:30〜14:45) 晴れ
 菅名岳、大蔵岳 いずみの里〜 【環境】低山(▲909m)
アオゲラ、コゲラ、ヒヨドリ、モズ、カワガラス、ウグイス、エナガ、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、アオジ、カケス

 突然良い天気になったので突然山に出向いた。低山のわりにブナの多い菅名岳。ヤマビルの生息する山だが、この時期になればもうその心配もない。
 期待していたブナの紅葉はほとんど壊滅状態だったが大気の条件が良く、山頂からは雪を冠った飯豊連峰はもとより磐梯山や吾妻山も見ることができた。登山日和の穏やかな一日だった。
 下山途中でアトリらしき群れを見たが、はっきりとは確認できなかった。

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11月19日・2003年 (11:00〜12:00) 晴れ
 四ツ郷屋海岸 【環境】砂浜
トビ、ドバト、セグロカモメ

 野鳥が見あたらなかったので漂着物ウォッチングに切り換えた。この海岸にはやたらゴミが多いが、それだけいろんなものが流れ着きやすい場所なのだろう。波打ち際にはアオイガイや巨大クラゲがたくさん打ち上げられていた。それに散乱する鳥の羽根なども。小春日和の穏やかな海岸にも自然の厳しさを垣間見ることができた。(こんな感じ)

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11月20日・2003年 (12:30〜15:30) 曇り
 護摩堂山 【環境】低山(▲268.3m)
ヤマドリ、チョウゲンボウ、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、ヒガラ、シジュウカラ、ヤマガラ、アトリ、(ウソ)、カラス

 登山対象になるような山ではないので今まで近くまで来ても寄ることはなかったが、中部北陸自然歩道なるものに近頃興味を覚え、その下見を兼ねて歩いてみた。
 話に聞いていたとおり山頂への道は良く整備されていた。あじさい園のある城跡まで車が通れるだけの広さがあり登山道というより散歩道だが、雑木に囲まれているため雰囲気はなかなかいい。春先には新緑のトンネルになるのだろう。キツツキやカラ類が多く見られた。けっこう人通りもあるのに駐車場からいくらも歩かない場所にヤマドリ夫婦も現れた。鳥見散策には良いコースだと思う。

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11月27日・2003年 (15:00〜17:00) 曇り
 朝日池 【環境】湖沼
カワウ、カンムリカイツブリ、ダイサギ、チュウサギ?、コサギ、アオサギ、ハクガン、ヒシクイ、オシドリ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、ミコアイサ、オオバン、ミサゴ、トビ、チョウゲンボウ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

 ハクガン飛来の便りをいただき、天気も悪くなかったので午後から出かけてみた。この朝日池は ほとりに車を横付けして観察できてしまうので無精者にはありがたい。
 まだ冬本番ではないのでカモの数はそれほど多くなかったが、普段より水位が下がっているらしく周辺の泥が表れた場所にはシラサギがたくさんあつまっていた。浅瀬ではコサギの群れがワイワイ楽しそう。
 ガン類は周辺田んぼにはたくさんいるようだが、湖面にはまったく姿がなかった。見に行って食事の邪魔をしてはよくないし、もうすぐねぐら入りの時間なので待つことにした。
 周辺の林もカラスのねぐらになっているらしく、群れが次々と集まって来る。そのなかに一羽、あきらかに小さめなのが一羽混じって行動していた。コクマルガラスのようだが距離が遠くてはっきりしなかった。コクマルだとするとその1集団はミヤマガラスだった可能性がある。
 うす暗くなり始めた4時40分、彼方から黒雲のようにガンの大群が押寄せてきた。まるで特撮を見ているようだ。たちまち上空を覆い、あたりは騒然。よく空中衝突しないものだなあと感心する。
 着水の騒ぎがほぼ治まった頃、湖面を探してようやくハクガンの姿を見つけることができた。情報どおり8羽。そのうちの2羽は幼鳥らしい。4羽つづに分かれ、少し離れた位置に着水していた。
 とりあえずハクガンを見ることはできたけど、すでに夕闇で暗く、表情が確認できなかったのが残念だった。

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12月06日・2003年 (10:00〜12:00) 雨
 佐潟 【環境】湖沼、アシ原、林、周囲は畑
カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、ダイサギ、アオサギ、コハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、ホシハジロ、ミコアイサ、カワアイサ、(キジ)、オオバン、キジバト、アオゲラ、アカゲラ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、シジュウカラ、カシラダカ、ベニマシコ、ムクドリ、オナガ、ハシブトガラス

 冬の鳥を見に出かけてはみたが、予報どおりの雨。湿地センターのスコープをしばらく覗いたあと周囲を歩いてみた。今年の冬の訪れが遅いせいもあるのか鳥の姿はあまりない。

オオバン  帰りに上堰潟を覗いてみたらオオバンが大量に入っていた。陸上で群れている姿はなんだか可笑しい。

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12月17日・2003年 (11:00〜15:20) 曇り一時晴れ
 多宝山、松ケ岳 【環境】低山帯
トビ、アカゲラ、コゲラ、ヒヨドリ、ミソサザイ、キクイタダキ、エナガ、ヒガラ、シジュウカラ、ヤマガラ、アトリ、ウソ、ハシブトガラス

 丸小山公園から多宝山へ登ってみた。公園にある標識に従ってまずは天神山へ向かう。この山はすぐ近くの松ケ岳とともに戦国時代に山城が築かれていた山で、今も周囲には空堀やくるわなどの地形が残っている。娯楽で山を歩ける今の時代に感謝。天神山から石瀬峠を経て多宝山へと向かった。
 多宝山山頂にも積雪は無かった。雑木に囲まれた山頂だが、この時期すでに落葉していることもあり展望はそれほど悪くない。曇り空だが大気の状態は意外と良く、朝日連峰や飯豊連峰はくっきりと白いし、妙高や火打、焼山の向こうには北アルプスの朝日岳から日本海へと続く山並みも確認することができた。
 帰りは石瀬峠から松ケ岳経由で公園へ戻った。

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12月30日・2003年 (10:30〜11:30) 曇つたり晴れたり
 瓢湖 【環境】湖沼 積雪なし
ダイサギ、コサギ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ、ヒドリガモ、ヒドリガモ×アメリカヒドリ、トビ、オオバン、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス

 天候が良くなったので出向いてみたが、今年は冬の訪れが遅く積雪も無いせいかカモの数は思ったほど多くなかった。顔ぶれも常連ばかり。
 ミヤマガラスの群れ百羽ほどが湖上や周辺を飛び回っていた。

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