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 ▼ 2004年前半の鳥見 -

2004年前半
01/01 佐潟
01/17 寺泊町の海岸
01/18 佐潟
02/08 五十嵐川
02/11 瓢湖
02/21 角田山
 
03/13 寺泊町の海岸
03/21 瓢湖
03/27 大崎山〜加茂山公園
03/28 角田山
04/10 長瀬神社〜護摩堂山
04/17 秋葉丘陵?
 
04/29 菩提寺山〜護摩堂山
05/01 菱ケ岳、五頭山
05/09 大平森林公園
05/15 月山
05/29 角田山
06/06 守門岳
06/13 鬼が面山-浅草岳

※ カッコ内の鳥は鳴声を聞いただけです。
※ 画像をクリックすると拡大が見れます。



1月1日・2004年 (13:30〜15:30) 晴れ一時曇り
 佐潟 【環境】湖沼、アシ原、雑木林、周囲は畑 積雪無し

ハジロカイツブリ、ダイサギ、アオサギ、ハクチョウ、マガモ、コガモ、ホシハジロ、ミコアイサ、カワアイサ、トビ、ノスリ、チュウヒ、オオバン、キジバト、アカゲラ、コゲラ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、シロハラ、ツグミ、(ウグイス)、エナガ、シジュウカラ、カシラダカ、アトリ、ウソ、シメ、ムクドリ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

 正月は天気がよくないという予報だったので寝正月を決め込んでいたが、いつの間にか天気は回復して青空が広がっていた。なんてこった。午後からやることもないので鳥見に出た。
 佐潟には予想外に人が多かった。普段の休日より多いのではないだろうか。やはり元日は暇な人が多いんだな。という自分もその一人だったりする。
 湿地センターの張り紙によれば現在カモ以外にハクチョウ3000羽ほど、それとヒシクイなどもねぐらとして出入りしているらしいが、みんな周辺田んぼへ食事に出てしまっているため湖面は比較的空いていた。オジロワシも時々現れているらしいが、今日は姿がない。
 鳥見の成果はともかくとして、この時期にしては穏やかな散歩日和だった。

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1月17日・2004年 (11:00〜12:30) 晴れたり曇ったり
 寺泊町の海岸 【環境】砂浜、港、松林

カワウ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、アオサギ、ウミアイサ、ミサゴ、トビ、シロチドリ(4)、ミユビシギ(14)、ユリカモメ、セグロカモメ、カモメ、ウミネコ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、ツグミ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

ミユビシギ冬羽  3、4日続いた寒波が去り、穏やかな日になったので海辺へ出向いてみた。海鳥が目当てなら荒天の日のほうがいいのだろうな〜と思いつつ。
 波も穏やかでカモメ類の数は少なかったが、ウミアイサを何カ所かで見ることができた。雄が2羽、雌に向かって盛んに求愛のディスプレイを繰り返していた。
 砂浜ではミユビシギが食事中。いつもながら慌ただしげ。

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1月18日・2004年 (13:00〜16:00) 曇りのち晴れ
 佐潟 【環境】湖沼、芦原、雑木林、周囲は畑、積雪少しあり、湖面一部凍結

オオダイサギ、アオサギ、ヒシクイ(上空通過)、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、ホオジロガモ♀、ミコアイサ、カワアイサ、トビ、チュウヒ、キジ、タシギ、オオバン、キジバト、カワセミ、アカゲラ、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、アオジ、アトリ、ウソ、シメ、ムクドリ、(オナガ)、ハシブトガラス

 先週の寒波で平野部もかなり白くなった。ハクチョウやカモがたくさん集まったのではと思っていたが、湖面には船が出て漁が行われていたせいか数は多くなかった。ハクチョウの姿もほとんど無く、湖面にはミコアイサやカワアイサの白がよく目立つ。
ホオジロガモ雌  湖畔を歩いてみると、薮や灌木の間にはアオジとカシラダカがたくさん集まっていた。ミヤマホオジロの姿も一年ぶりに見ることができたが、なぜかカラ類は姿が少ない。
 上佐潟まで歩いて湖面を眺めていたら、ミコアイサの小群の中に頭が真っ黒な♀を一羽見つけた。おお〜これは突然変異か、と驚いてしまったがなんのことはないホオジロガモの♀だった。まぎらわしいなあ。

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2月8日・2004年 (14:00〜14:20) 曇り
 五十嵐川 下田村 森町 【環境】河川敷 積雪多い

オオダイサギ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、コガモ、トビ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、あひる

 ここ一週間ほど雪模様の天気が続いている。しばらく太陽を見た記憶がない。

五十嵐川  昼から雪が止んできたのでぶらっと五十嵐川へハクチョウを見に出た。地元の人がエサを与えていることもあって、それほど広くない川なのにハクチョウが200羽ほど。
 カモは少ないが、それでも何年か前に比べると増えてきた。ハクチョウの集まる場所は安全で食事にもありつけるから集まってしまうのだろう。ほとんどがコガモ、それにマガモが数羽混じっている程度だからまだいいけど、オナガガモに知られてしまうと少しヤバイ。
 カラスやスズメも雪で苦労している様子だった。

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2月11日・2004年 (10:00〜11:30) 晴れ
 瓢湖  【環境】湖沼 湖面一部凍結 周囲は雪

ダイサギ、コサギ、アオサギ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、ヒドリガモ×アメリカヒドリ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、アカハジロ、キンクロハジロ、カワアイサ、ミコアイサ、トビ、オオタカ、オオバン、ハクセキレイ、ツグミ、シジュウカラ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

 しばらくぶりの穏やかな日。カモを見るなら晴れた日に限る、そう思った。頭部の青や緑や紫の光沢が眩しい。
 たくさんのカモの中、いきなりアカハジロ♂が目に入った。ラッキー。近すぎてファインダーに収まらないので少し離れてくれるのを待って撮影。前年と同じ個体だろうか。田んぼが雪で覆われてしまったため昼間でもハクチョウの数が多い。

 観察舎まで歩いてみるとミコアイサがこちらのほうにたくさんいた。ほとんど観光客もなく静か。猛禽を見るにもこちらのほうがいい。と、しばらく眺めていたが結局何事も起こらなかった。

 戻ると観光客がどどっと増えていて、カモ達もエサをもらいに岸辺に集結してきていた。まるでお祭り騒ぎ。アカハジロをふたたび見つけることはできなかった。どこかへ行ってしまったのか。

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2月21日・2004年 (10:30〜13:40) 晴れ
 角田山 灯台〜 【環境】低山(481.7m) 山頂周辺は積雪あり

カルガモ(海上に多数)、キジバト、(アオゲラ)、(コゲラ)、セグロセキレイ、ヒヨドリ、(シジュウカラ)、ヤマガラ、(ホオジロ)、ハシボソガラス、ハシブトガラス

 今年になって初の山歩き。灯台から山頂を目指す。
 この時期にしては気温が高く風もない完全に春の陽気にだった。厚着をしてきたことを少し後悔しながら登る。日当たりの良い斜面ではすでに気の早い雪割草(オオミスミソウ)が花を咲かせていた。
観音堂にて  だが登るにつれ徐々に雪を践むようになり、山頂は一面雪野原。広場を横断して眺めの良い観音堂まで歩いた。ぼんやり霞んで遠望はないが、眼下に広がる新潟平野にほとんど雪は見られなかった。
 帰りは桜尾根を下った。気候は春でもまだ2月。野鳥の姿もあまりなく、山はまだ眠っている感じだった。

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3月13日・2004年 (10:00〜11:00) 風雨
 寺泊町の海岸 【環境】岸辺、港

ウミウ、ウミアイサ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、カモメ、ウミネコ、ハシボソガラス

ウミアイサ  ぶらっと鳥見に出てみたが予想外に天気の崩れが早く、風も強くなった。波は高く、おかげでカモメ類やウミアイサが港や岸辺に集結していてくれたが、双眼鏡が風でぶれてまともに覗ける状態じゃない。寒いし雨も本降りになってきたので車に乗ったままあちらこちら眺めて帰った。

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3月21日・2004年 (10:15〜11:30) 晴れ
 瓢湖 【環境】湖沼

カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、アメリカヒドリ×ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミコアイサ、カワアイサ、トビ、ノスリ、オオバン、ツルシギ、ツグミ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

ツルシギ  ハクチョウやカモがめっきり少なくなって、湖面にはのんびりした雰囲気が漂っていた。こんな感じの瓢湖もまた良い。

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3月27日・2004年 (10:30〜14:10) 晴れ
 高峰山、姫ノ城山 大崎山-加茂山 【環境】低山帯、公園

マガモ、トビ、ヤマドリ♀、キジバト、アカゲラ、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、エナガ、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヤマガラ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ

 三条市の大崎山公園から加茂市の加茂山公園まで山の中を歩いてみた。この区間は中部北陸自然歩道が通っている。
 大崎山から尾根づたいに散策路を歩いてゆくと予想どおり姫ノ城山のすぐ手前で林道に突き当たった。自然歩道はこの林道を左折するが、その前に姫ノ城山へ登ってみることにした。この山は戦国時代の砦跡といわれている。林道脇にはそれについての説明の立て看板もあった。
 だがそこへの登山口らしきものはない。かつては尾根づたいに続いていた山道を林道が切断してしまったのだろう。適当な所から尾根に登り返すと姫ノ城山へ登る践み跡があって、すぐに山頂に着いた。
 山頂は窪んでいたが広くはなく、砦跡といわれればそうかもしれないなあという程度のものだった。個人の所有地なのであまり登ってほしくないのかもしれない。杉が植えられていた。
 中部北陸自然歩道はこの姫ノ城山手前から里へ下り、保内植物園から延々と舗装道路を歩くことになるが、それでは詰まらないので途中から三条市と加茂市の境界尾根へ進んだ。最初は薮だがすぐにはっきりした道らしきものが現れる。日陰にはまだわずかに残雪があった。
 加茂市方面へ向かうにつれて徐々に道は良くなり、アップダウンの少ない快適な尾根道になった。途中にお地蔵さんや祠などが何ケ所かに立っていたところを見ると古くから使われていた道なのだろう。こちらのルートを自然歩道にできなかったものかと思う。
 そのまま尾根を歩き通して下条の集落に下り、加茂山公園へ南側から登り返した。

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3月28日・2004年 (9:12〜15:14) 快晴
 角田山 浦浜〜小浜【環境】低山(〜481.7m)

トビ、コゲラ、ヒヨドリ、(ウグイス)、シジュウカラ、ヤマガラ、ホオジロ、スズメ、ハシブトガラス

 山仲間数人でそれぞれ勝手なコースを登って山頂で待ち合わせをした。絶好の登山日和に花(雪割草、カタクリ)は今が見頃とあって登山者が多い。山頂広場は人人人・・ざっと数えて1000人くらい。まるで花見会場のようだった。まあそれと似たようなものだけど。
 山頂で3時間ほど過ごした後下山。山は人だらけなので野鳥の姿がなかった。

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4月10日・2004年 (10:30〜16:00) 晴れ
 大沢峠、護摩堂山 長瀬神社〜【環境】市街地の川、低山帯

コガモ、ダイサギ、アオサギ、トビ、ヤマドリ♀、ユリカモメ、キジバト、アオゲラ、コゲラ、ツバメ、イワツバメ、セグロセキレイ、キセキレイ、ヒヨドリ、(ウグイス)、(エナガ)、ヒガラ、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、(カワラヒワ)、マヒワ、アトリ、ウソ、イカル、スズメ、カケス、(ハシボソガラス)、(ハシブトガラス)

 先月の大崎山〜加茂山の続きで、加茂市街の外れにある長瀬神社から護摩堂山まで歩いた。ここも中部北陸自然歩道のコースになっている。
 市の中心を流れる加茂川の野鳥を少し眺めたあと長瀬神社から歩き出した。道端にあった案内板によるとこの道は昔、村松町への最短ルートとして重要な役割をになっていたという。由緒ある道らしい。尾根伝いに延々と続いているが展望はほとんどなかった。
 大登峠あたりで左へ折れ、自然歩道のとおり大沢峠へ向かった。冬の間に積雪で倒れたらしい木が所々で道を塞いでいるため、またいだり下をくぐったりしながら歩く。倒れかけの木はなんだか突然倒れてきそうで怖い。
 大沢鍾乳洞から大沢峠を横切ってさらに道は続く。自然歩道はしばらく進むと稜線から右へ折れて下り、やがて舗装道に出ることになるが、尾根を直進する方向にはまだ道が続いていて、そちらへも護摩堂山の表示があった。古そうな表示板なので当てにはならないなと思いつつも、舗装道を歩く距離を少しでも短くしたかったのでそのまま尾根道を進んでみた。少し進むと道は左へ逸れていって市町境界の尾根はヤブがうるさくなったが、そのまま境界尾根を強引に峠まで歩いた。途中、朽ちた表示板が落葉に埋もれていて、それには「鍾乳洞」の文字が読めた。昔はここも大沢峠へ続く遊歩道として整備されていたのだろうか。
 終点の護摩堂山はすでに4時近いこともあって散策する人の姿も数えるほどしかなかった。

 今回歩いたコースは杉林が多く、雑木の方が少ないくらいだったが、キツツキやカラ類の姿はたくさんあった。まだ夏鳥の姿はないが、この時期の野鳥はみんな春を前にそわそわしているうえに雑木は葉を広げてないので鳥見には良い時期だと思う。ギフチョウも飛び始めていた。

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4月17日・2004年 (10:45〜12:40) 曇り
 秋葉丘陵? 田上町【環境】低山帯

トビ、ヤマドリ♂、キジバト、アオゲラ、コゲラ、キセキレイ、ミソサザイ、ヒヨドリ、ルリビタキ、ツグミ、ウグイス、センダイムシクイ、オオルリ、ヒガラ、シジュウカラ、(ヤマガラ)、メジロ、ホオジロ、アオジ、(イカル)

 先週歩いた自然歩道の枝線を少し散策してみた。あれから1週間しか経っていないのに雑木林は確実に緑が濃くなっていた。この時季の低山は、山肌の色が日ごとに変化してゆく様子がわかるようだ。
 野鳥も賑やかになってきた。オオルリがさえずりを始めていたし、センダイムシクイの姿もあった。
 それにしてもこの丘陵帯、歩く人があまりいないせいかヤマドリによく会う。

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4月29日・2004年 (9:00〜16:00) 晴れ
 菩提寺山、高立山、護摩堂山 石油の里〜【環境】低山帯(〜276m)

ミサゴ、ハイタカorツミ、(アオゲラ)、キセキレイ、ミソサザイ、ヒヨドリ、ルリビタキ、ツグミ、(ウグイス)、(ヤブサメ)、オオルリ、(エナガ)、(ヒガラ)、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、マヒワ、アトリ、イカル、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

 新津石油の里から菩提寺山、高立山を経て護摩堂山まで山仲間4人で歩いてみた。昨夜までの雨もあがって抜けるような青空のもと、とびきり気持ち良い新緑の中をぶらぶら行く。山開き+山菜シーズンということもあってそれなりに登山者の姿があった。
 菩提寺山、高立山、護摩堂山の三山は200m級の低山ながら山頂からの眺めは良い。見下ろす平野部は田植え間近、一面に広がる田んぼに水が張られ広大な湿原と化していた。

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5月1日・2004年 (9:00〜17:00) 曇りのち晴れ
 菱ケ岳、五頭山 村杉〜【環境】低山帯(〜973m)

アオサギ、キジバト、(ツツドリ)、(アオゲラ)、キセキレイ、ヒヨドリ、(コルリ)、(ウグイス)、(ヤブサメ)、オオルリ、キビタキ、ヒガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、ウソ、イカル、ハシブトガラス

新潟平野  村杉の登山口から菱ケ岳〜五頭山の周回コースを7人ほどで歩いた。昼過ぎまではあいにくの曇り空だったがそれでも新緑の森は気持ち良い。到着したての夏鳥がさえずりを聞かせてくれるし、パステルカラーの錦に彩られた雑木の山肌は秋の紅葉より綺麗だと思う。
 菱ケ岳〜五頭山の稜線にはまだ雪がかなり残っていた。木々も葉を広げていないが野鳥はヒガラがたくさん賑やかだった。

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5月9日・2004年 (9:20〜11:20) 曇り
 大平森林公園 見附市【環境】低山帯、池

(カイツブリ)、アオサギ、トビ、イソシギ、(キジバト)、(ツツドリ)、アオゲラ、ヒヨドリ、(クロツグミ)、(ウグイス)、ヤブサメ、センダイムシクイ、オオルリ、(キビタキ)、(エナガ)、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、ホオジロ、イカル、ハシボソガラス、(ハシブトガラス)

 午後から雨という予報だったので、山行はやめて公園を散策してみた。曇り空だが意外に野鳥のさえずりが賑やかで、ヤブサメにもご対面することができた。ヒヨドリがうるさいのはどこも同じ。
 帰る頃にちょうど雨がポツリポツリと当たってきた。

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5月15日・2004年 (9:20〜12:50) 晴れのち曇り
 月山 上川村 太田〜【環境】低山帯(▲336m)

(ツツドリ)、(アオゲラ)、ツバメ、(サンショウクイ)、ヒヨドリ、(クロツグミ)、(ウグイス)、(ヤブサメ)、(キビタキ)、(シジュウカラ)、ヤマガラ、(メジロ)、ホオジロ、スズメ、(ハシボソガラス)、(ハシブトガラス)

 Tさんと上川村役場で待ち合わせ。太田からのコースを歩いた。ごく普通の低山のようだが、太田の神社の参道から続くコースはけっこうな痩せ尾根が続く。木が生い茂っているので見晴らしは良くないが新緑のこの時期、雰囲気はとても良い。さらに山頂周辺は巨木が多く、標高300mの小さな山とはとても思えない神聖な雰囲気に包まれていた。山頂に立つ月山神社の鎮守の森として昔から守られてきたのだろう。

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5月29日・2004年 (9:50〜15:00) 小雨のち曇り
 角田山 ホタルの里コース【環境】低山帯(▲482m)

キジバト、(アオバト)、(カッコウ)、(ツツドリ)、(ホトトギス)、(アオゲラ)、コゲラ、イワツバメ、ヒヨドリ、(クロツグミ)、(トラツグミ)、(ウグイス)、(ヤブサメ)、メボソムシクイ、キビタキ、オオルリ、エナガ、ヤマガラ、メジロ、ホオジロ、イカル、ハシボソガラス、ハシブトガラス

 守門岳を予定していたが予報が雨だったので角田山を歩くことにした。雨の日の低山も趣があって良いかもしれない、なんて。
 結局たいした雨にはならずじきにやんでしまったが、やはりこういう日は登山者が少ない。貸し切り状態のところへトラツグミやアオバトが鳴いてるものだから少し不気味な雰囲気も漂っていた。(^^;)

 今年も渡り途中のメボソムシクイが到着していた。この山で聞くさえずりはみんな「チョチョリ チョチョリ チョチョリ」。
 高山で聞くメボソのさえずりは「チョリチョリ チョリチョリ チョリチョリ」が多いのに。なんでだろう。

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6月6日・2004年 (7:00〜14:30) 晴れのちうす曇り
 守門岳 二口登山口〜【環境】低山帯-山地帯(▲1537m)

トビ、キジバト、(カッコウ)、(ツツドリ)、(ホトトギス)、(アカショウビン)、アオゲラ、(コゲラ)、キセキレイ、(サンショウクイ)、ヒヨドリ、(コルリ)、(マミジロ)、ウグイス、(ヤブサメ)、(メボソムシクイ)、(センダイムシクイ)、(キビタキ)、オオルリ、(ヒガラ)、(ホオジロ)、(クロジ)、(イカル)、(ハシブトガラス)

青雲岳  Oさんとはしばらくぶりの山歩き。好天に恵まれ、守門岳にはそれなりにたくさん登山者の姿があった。近年では県外からの登山者も多い。
 湿原のある青雲岳に荷物を置いて守門岳山頂まで往復の後昼飯にした。残雪は例年より少ないけど缶ビールを冷やすぶんには支障はない。のんびり昼寝などして3時間ほど過ごしたのち下山。小さな池塘には今年もモリアオガエルが訪れていた。

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6月13日・2004年 (7:25〜16:25) 曇りのち雨のち曇り
 鬼が面山-浅草岳 六十里越え〜【環境】低山帯-山地帯(▲1585m)

トビ、(ジュウイチ)、(カッコウ)、(ツツドリ)、(ホトトギス)、アオゲラ、(ビンズイ)、ヒヨドリ、モズ、ウグイス、(キビタキ)、(オオルリ)、(ヒガラ)、(シジュウカラ)、ホオジロ、クロジ、(ウソ)、イカル、カケス


 サイズ 200KB
 思わしくない天候だったけど出発。予想通したとおり峠から少し登ったあたりでガスの中に突入した。迫力の大パノラマを期待していたのに何もかも霧の中。雨まで降り出した。天気は回復に向かっているはずなんだけどな・・
 もともと登山者の多くないコースだが、この天候なので登山者の姿はまったく見えなかった。途中、崖のすぐ下から「ニャォー、ニャォー」という鳴声。こんな奥深い山中にネコが・・・いるわけない。正体はカケスとわかっても、この状況でネコの鳴声は少し怖い。登山道脇にはヒメサユリがさくさん生えているがまだほとんど蕾ばかりだった。見頃は来週以降だろうか。
 ガスで視界のきかない尾根道を黙々と歩いて着いた浅草岳には意外にたくさん登山者の姿があった。ほとんどが福島県側か大白川からの人達だろう。
 雨はやんでいたものの、あいかわらず何も見えない山頂周辺や湿原で写真撮ったり鳥を見たり昼飯食べたりコーヒー飲んで2時間も居座ったのち下山。
 下山を始めるとガスが上がって縦走路が見えてきた。眼下に田子倉湖も。ようやく救われた感じがした。

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