ドロバチの仲間
(ドロバチ、トックリバチ、スズバチ)
オオフタオビドロバチかな?
スズバチ
トックリバチの一種?
ドロバチ科のハチの腹部はいかにも刺します刺しますという形をしているが、手で直接つかんだりしないかぎり人を刺すことはない。
ドロバチの仲間では泥で壺のような巣を作るトックリバチがよく知られているが、ドロバチ類全体としては、他の昆虫が空けた木の穴や竹筒などを巣に利用するものも多い。
幼虫の食料となるのは、ほとんどの種が蛾の幼虫。
成虫の主食はなんだかわからないが、よく花を訪れている。
フタスジスズバチの営巣
枯れ木に小さな穴がたくさん空いていた。過去に甲虫の幼虫が空けたものらしい
(たぶん)
。その穴のいくつかでフタスジスズバチが巣作りをしていた。
← 青虫を抱えてきたのかと思ったら、切り取った葉っぱだった。幼虫の食料ではなく、巣の内部を区切る材料として使うらしい。何度も運び込んでいた。
← 巣穴には頭から入ってゆくが出て来る時も頭から。穴の中のどこかで方向転換しているようだ。腹部が二ヶ所でくびれているので小回りがきくのだろう。でも翅のほうは大丈夫なんだろうか。
小さなハエがハチを尾行して飛んできた。寄生バエの一種だろうか?
(画像クリックで拡大)→
こちらは最後の仕上げに入口を塞いでいるところ。
入口で葉を噛み砕く。
→
噛んで噛んで噛んで
→
まだ仕上がりではない。
その他のドロバチの巣
(画像はクリックで拡大します)
←一般にエントツドロバチと呼ばれているハチの巣。正式にはオオカバフスジドロバチというらしい。筒状の出入口は巣が完成すると壊して塞いでしまう。
(写真は下から見上げて撮影)
← 形は違うが2つともスズバチの巣だと思う。土でできているわりにはけっこう固い。
←作りかけで放棄されたようだ。たぶんススバチの巣。
← 丸いボール型の巣。これもスズバチか?
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