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 ▼ 2017年の鳥見 - 

2017年
2/01 佐潟
2/04 上堰潟公園
3/02 寺泊の海岸
4/13 鳥屋野潟公園
4/25 角田山
  
5/08 瓢湖
6/06 菩提寺山-高立山
6/23 護摩堂山-高立山
7/12 寺泊港周辺
7/21 瓢湖
 
11/28 高立山
12/03 保内公園
12/22 菩提寺山
12/24 上堰潟公園
12/24 佐潟


※ カッコ内の鳥は鳴声のみです。



2017年 --
2月1日 (12:00〜12:45) 曇り
 佐潟  【環境】湖沼、アシ原、雑木林

カンムリカイツブリ、カイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、オシドリ、マガモ、コガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、ホシハジロ、トビ、オオバン、コゲラ、カワセミ、モズ、エナガ、シジュウカラ、オオジュリン、シメ、ムクドリ

 今にも雨が降り出しそうだったが、ちょっとだけ鳥見散歩。積雪はなし。ハクチョウやガン類は周辺の田んぼに出ているらしく姿がなかった。
 観察舎の先で引返したが、偶然マガモの集団の中にオシドリ♂一羽を発見した。ちょっと嬉しい。

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2017年 --
2月4日(10:20〜11:30) 曇り一時小雨
 上堰潟公園 【環境】湖沼アシ原のある公園

カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、アオサギ、コウノトリ、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、ミコアイサ、オオタカ、オオバン、モズ、ツグミ、スズメ、ハシボソガラス

 天気は良くなるという予報で鳥見散歩に出たが、時々小雨がぱらぱら当たる。風も冷たい。
 上堰潟の水面にはカモがたくさん入っていた。いつもながらマガモ、コガモ、カルガモがほとんど。ここは他の湖沼に比べてカルガモの比率が高いのはなぜだろう。それとオオバンも多い。
 見なれない鳥がアオサギやダイサギを蹴散らして飛んでいた。しかも、でかいっ!。いったい何者、と思ったらコウノトリだった。昨年暮れから佐潟に居るという情報だったが、ここにも出張に来るのか。人に対してはあまり警戒心がない様子だった。
 オオタカが中州の木にとまっていた。動きを期待したけど、腹減ってないのかなかなか動かないし風も冷たいので退散。

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2017年 --
3月2日(10:15〜11:30) 曇り
 寺泊の海岸 長岡市 【環境】海、港、砂浜、海岸林

アビ、カワウ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、ウミアイサ、トビ、シロチドリ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、ハクセキレイ、イソヒヨドリ、ツグミ、ホオジロ、カワラヒワ、ベニマシコ、スズメ、ハシボソガラス

 曇り空ではあるものの風が無く穏やかな日だった。そのせいか港内には海鳥の姿が少ない。日本海は波もなくほとんど真っ平ら。沖合いには水鳥の少数の群れがいくつか浮かんでいた。双眼鏡を覗いてみるとカルガモにマガモにオナガガモ・・ なぜか淡水系のカモばかり。それでも所々にアビ、数羽確認することができた。
 砂浜にいたのはシロチドリの群れ10羽ほどのみ。
 ヒバリやホオジロやウグイスのさえずりが聞こえてきそうな春の一日だった。どこかで鳴いていたかもしれない。

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2017年 --
4月13日(11:45〜13:45) 晴れ
 鳥屋野潟公園 【環境】湖沼、アシ原、樹木の多い公園

カイツブリ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ハシビロガモ、(キジ)、オオバン、セグロカモメ、キジバト、ツバメ、ヒヨドリ、モズ、シロハラ、ツグミ、(ウグイス)、エナガ、シジュウカラ、カシラダカ、アオジ、アトリ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス

 桜の様子を見に立ち寄ったつもりが、意外に野鳥の姿があったので途中休憩を交え端から端まで往復してしまった。桜の状態は五分咲き〜満開に近いものまで。やや風が強いものの午前中の雨は上がって青空が広がり、花見客もちらほら。今週末あたりがピークか。
 風があるせいか野鳥のさえずりはウグイスとシジュウカラ、それにキジの雄叫びくらいだった。アトリの群れはこれで見納めか。

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2017年 --
4月25日(9:30〜15:00) 晴れ
 角田山 浦浜〜 【環境】低山(標高 〜481.7m)

トビ、(ツツドリ)、アオゲラ、コゲラ、ヒヨドリ、サンショウクイ、コマドリ、(ヤブサメ)、(ウグイス)、キビタキ、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、ウソ、ハシブトガラス

 登山口からしばらくはヒヨドリだらけだった。やたら多い。そんな中にヤブサメの「シシシシシ・・・」が聞けたのは幸い。渡来したてのツツドリが張切って鳴いていた。
 カタクリの花はすでに終り、イチリンソウやニリンソウ、フタリシズカなどが見頃。カスミザクラも満開を迎えていた。山頂のエドヒガンは五分咲きといったところ。
 下山途中、久々にサンショウクイを目撃できた。「ピリリリ〜」って鳴きながら飛んでった。登山口近くの沢ではコマドリ雄。ここから海岸林沿いに北上するのだろうか。

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2017年 --
5月8日(13:20〜14:10) 曇り
 瓢湖 【環境】湖沼、アシ原

カンムリカイツブリ、チュウサギ、アオサギ、コハクチョウ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、トビ、バン、ツルシギ、ギジバト、ツバメ、ヒヨドリ、モズ、オオヨシキリ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス

 やや風が強く鳥見日和ではなかったが立ち寄ってみた。遅咲きの桜もほぼ散り果て、湖面に水鳥は数えるほどしかない。
 カンムリカイツブリが一羽潜水を繰り返していた。ほとんど夏羽だけどまだ北へ帰らないのか。近年居残りが増えているらしい。
 ツルシギは夏羽に換羽中。かなり黒くなっている。
 巣材にするのかモズがビニールシートを引きちぎって何処かへ運んでいた。

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2017年 --
6月6日(9:00〜12:10) 晴れ
 菩提寺山 - 高立山 大沢公園〜 【環境】低山、丘陵帯(標高 〜280m)

ギジバト、(ツツドリ)、(ホトトギス)、アカゲラ、コゲラ、ヒヨドリ、(サンショウクイ)、(クロツグミ)、(ヤブサメ)、(ウグイス)、キビタキ、(オオルリ)、(サンコウチョウ)、シジュウカラ、ヤマガラ、ホオジロ、(カケス)、(ハシブトガラス)

 秋葉丘陵はすっかり緑が濃くなった。吹き抜ける風がとても爽やか。だた野鳥の声はすれども姿はなかなか見えない。
 大沢公園ではエゴノキの花が満開でマルハナバチやクマバチがぶんぶん賑やかだった。

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2017年 --
6月23日(9:30〜13:30) 晴れ
 護摩堂山 - 高立山 【環境】丘陵帯、低山(標高 〜280m)

キジバト、(ホトトギス)、(ツツドリ)、(アカショウビン)、ヒヨドリ、ヤブサメ、(ウグイス)、(オオルリ)、キビタキ、(サンコウチョウ)、シジュウカラ、(ヒガラ)、メジロ、(カケス)、(ハシブトガラス)

 護摩堂山はやけに人が多いと思ったらアジサイの時期だった。忘れてた。けど山頂のアジサイ園を過ぎるととたんに人はいなくなる。高立山までに擦れ違った人は一人のみ。アジサイ園のアジサイは見頃には少し早かったが、山中に自生しているアジサイはたくさん綺麗に咲いていた。それと野イチゴが食べごろだ。
 途中の沢筋ではアカショウビンが盛んに鳴いていた。渡りの途中だろうか。声はすれどもなかなか姿は見えない鳥だ。もっとも山歩き中の鳥見はほどんど鳴声だけがたより。今回は運良くヤブサメの姿を見ることができた。

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2017年 --
7月12日(13:00〜13:20) 曇り
 寺泊港周辺 長岡市 【環境】港、海岸、住宅街

トビ、ウミネコ、(ホトトギス)、ツバメ、コシアカツバメ、(ウグイス)、カワラヒワ、スズメ、ハシボソガラス

 この時期の海はただ暑いだけ。あまり好きではない。目につくのはウミネコくらい。
 コシアカツバメが数羽飛び交っていた。幼鳥交じりか。巣を二ヶ所ほど伺ってみたがすでに出入りは見られなかった。

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2017年 --
7月21日(13:15〜14:00) 晴れ
 瓢湖 【環境】湖沼、アシ原

カイツブリ、カンムリカイツブリ、ダイサギ、アオサギ、ヨシゴイ、ゴイサギ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、バン、ツバメ、オオヨシキリ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス、コハクチョウ(定住)、ドバト、アヒル

 白鳥の湖で知られる瓢湖だが、やはり夏は暑い。ハクチョウやカモは湖畔で怠そうに過ごしていた。以前は冬鳥だったカンムリカイツブリはいったい何を考えているのか。
 騒々しいオオヨシキリ達は子育てを終えたらしくすっかり鳴りをひそめていた。姿をチラッと見かける程度。チョウトンボがやけにたくさん飛んでいた。以前はこんなにいたっけか。

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2017年 --
11月28日(9:40〜12:00) 晴れ
 高立山 大沢公園〜 【環境】丘陵帯、低山(標高 〜280m)

トビ、オオアカゲラ、ミソサザイ、シジュウカラ

 11月も終盤、山肌は紅葉の艶やかさも褪せて、落ち着いた色調に変わりつつある。落ち葉を踏みながら歩く感触が心地良い。先日降った雪が沢筋にわずかに残っていた。山頂から見る飯豊連峰はすでに真っ白。
 低山日和にもかかわらず野鳥の姿が少なかった。ヒヨドリの声さえ聞こえてこない。登山口からかなり歩いたとこれでようやくアカゲラ登場と思いきや、双眼鏡を覗いてみればなんとオオアカゲラ。この丘陵帯で遭遇するとは思わなかった。嬉しい。ただ今日見かけた鳥は4種だけ。ミソサザイが一番多かった。

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2017年 --
12月3日(10:00〜11:00) 晴れ
 保内公園 三条市 【環境】丘陵帯

オシドリ、アカゲラ、ヒヨドリ、エナガ、シジュウカラ、ハシブトガラス

 天気が良かったのでぶらっと散策。晩秋の雑木林は趣があってたいへんによろしい。無邪気そうなエナガの群れに心が和む。またしてもオオアカゲラ登場かと一瞬期待したが普通のアカゲラだった。

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2017年 --
12月22日(10:00〜12:30) 曇り
 菩提寺山 石油の里〜 【環境】丘陵帯、低山(標高 〜248.1m)

コゲラ、ヒヨドリ、モズ、ミソサザイ、シジュウカラ、ヤマガラ、マヒワ、ハシブトガラス

 まったく風のない散歩日和りだった。雑木林はすっかり葉を落として冬のたたずまい。先の寒波で降った雪が山頂周辺に僅かに残っていた。山頂近くでマヒワの群れに遭遇、一時華やいだが他に野鳥の姿は少なく丘陵一帯は静まりかえっていた。

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2017年 --
12月24日(11:00〜11:45) 曇り
 上堰潟公園 【環境】湖沼のある公園

カワウ、ダイサギ、アオサギ、コウノトリ、コガモ、カルガモ、マガモ、ミコアイサ、トビ、ノスリ、オオタカ?、オオバン、ヒヨドリ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

 この公園はひたすら脇目もふらず歩く人が多い。そんな人達とペースを異に池の周りをぶらっと一周する。池にはマガモとコガモ、それと相変わらずカルガモが多い。
 特に目を引くような動植物は見られずベンチで一息入。カモを眺めつつコーヒー飲んでいるとどこかからか巨大な鳥が飛んできた。コウノトリのお出ましだ。見なれない鳥にサギが逃げ惑いカモがざわつく。そろそろ慣れろよと思う。
 コウノトリは公園内に着地したが、追っかけらしきカメラマンを警戒して田んぼへ飛んで行ってしまった。

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2017年 --
12月24日(12:15〜14:10) 曇り
 佐潟 【環境】湖沼、アシ原、雑木林、周囲は畑

カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、コガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、ホシハジロ、ミコアイサ、チュウヒ、オオタカ?、オオバン、アカゲラ、コゲラ、カワセミ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、(シロハラ)、ツグミ、ウグイス、エナガ、シジュウカラ、ベニマシコ、ウソ、スズメ、ハシブトガラス

 湖面に水鳥の姿がまったくない!と思ったら小舟が出て漁をしていた。カモ達はみんな潟の奥のほうに集まっている。湿地センターのスコープを覗いて見るがハクチョウやガン類の姿はなし。近くの田んぼへ食事に出払ったようだ。
 潟の周囲を歩いてみるとそれなりに小鳥の姿はあった。水辺や湿地のそこかしこにサギがたたずむ。やけに小さいダイサギがいると思ったらチュウサギだった。越冬するのか。
 ハクチョウのねぐら入りを待たずに佐潟をあとにした。

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