セグロアシナガバチ営巣記録1 (2010.)

7月4日
 家の軒下のナンテンの木に巣を見つけた。だけど葉っぱが繁っていて観察しづらい。
 働きバチはすでに2匹以上羽化している。
巣
 巣はナンテンの木にではなく、木に引っ掛かった枯れ枝に作られている。大丈夫か?
幼虫
 幼虫は順調に育っているようだ。


7月6日
 働きバチは4匹以上が羽化したようだ。
巣の様子
 巣の周りの小枝が何本か切取られていることに気付いた。営巣に邪魔なのでハチが噛み切ったのだろうか。(赤丸で囲った場所)
7月10日
 働きバチを5匹確認。右側の少し大きいのが女王。
 観察しやすいように手前の小枝を2、3本切らせてもらった。よく見えるようになったけど、やはり睨まれた。


7月18日
 働きバチは7匹確認できた。巣もいくらか大きくなったようだ。
風に揺すられるせいか、巣が取付けられている枯れ枝が最初の頃よりずり落ちてきた。
グラグして今にも落ちそうだ。て心配してたが、よく見たら細〜い枝に固定されていた。


7月25日
 巣は大きくなってはいるが、育房の数はほとんど増えてないようだ。
巣の位地がさらに下がって観察しにくくなった。
 獲物を噛み砕いてるところ。


8月4日
 また巣の位地が下がったようだ。
無事に羽化して育房から顔を出したところ。

 次期女王バチか?
 サナギを食べているようだ。



 しばらく後。


8月8日
 ハチは2匹だけになった。たぶん次期女王バチだろう。
 気になるのは、先日(8月4日)に羽化したハチがその時のまま(育房から顔だけ出した状態)で死んでいること。他にも2匹そういう状態のが見られる。何があったのだろうか。
 
この子は半身を出した状態で亡くなっている。


9月5日
 1ヶ月前から変化なし。いまだに2匹が居座っている。食事は摂っているのだろうか?
末期の巣
 
10月2日
 ようやく全部いなくなったので巣を採取した。育房は30〜40くらいで規模は小さめ。
採取した巣
 

 たまたまひっかかっていた枯れ枝2本を一緒に固定してしまったようだ。
採取した巣
 
採取した巣
 


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