クマバチ
クマバチ
 平野部から低山帯で見かける大柄で太めのハチで、かなりの存在感がある。風貌は熊を連想させ一見怖そうだが性格はおとなしく、手でつかんだりしないかぎり刺されることはまずない。
 スズメバチやミツバチのような集団生活はせず、枯れ木にトンネルを掘って巣を造る。
 空中の一点に留まっていて、近くを通るチョウやハナアブや風に飛ばされてきたゴミまでなんでも追っ払う行動を春先によく見かけるが、これは縄張り行動をとる雄であるらしいので人を刺すことはない。でもこのクマバチの縄張り行動、どうも理解できない。

クマバチの盗蜜行動 
盗蜜1 盗蜜2
 蜜線に口が届かないラッパ形やつりがね形の花には、外側から口吻を突き刺して蜜を吸う。受粉の働きをしてくれないので、このての植物にとっては困り者。
盗蜜を受けた花びら
← 口吻の刺し跡がのこるハコネウツギの花びら。



クマバチの巣作り
クマバチの巣
 枯れ木に穴を掘り、中に花粉団子を置いて卵を産みつける。
 右側の写真は少し掘り進んだところ。トンネルの外壁が薄くなって穴があいている(赤丸で囲った部分)。このような状態の巣を時々見る。性格が大雑把なのかもしれない。見た目からしてそんな印象を受ける。


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