新潟でみられる野鳥
ヤマセミ Ceryle lugubris 山翡翠 (カワセミ科)
生息数は多くないが山間地や低山帯の水辺で年中見ることができる。積雪期には行動範囲を下流域へ広げているようだ。
主食は魚で、カワセミと同じように水に飛び込んで鋭いクチバシで捕らえる。 大きさはハトくらいで、日本で見られるカワセミの中では最も大きい。 上面は白黒の細かい鹿の子模様で、遠目には頭部以外が白っぽく見える。 雌雄ほぼ同色だが、雄は胸と頬(ほお)の下が錆(さび)色をおびる。 カワセミ科の鳥はそろってクチバシと頭が大きいが、この鳥は特に冠羽があることもあってまるで三頭身。木の枝などに止まって冠羽を立てている姿は鳥には見えない。一瞬「・・?」て思う。 |