新潟でみられる野鳥 

ハクガン 白 雁  (カモ科)
Anser caerulescens
ハクガン
上越市 12月 

 マガンくらいの大きさの白いガン。遠目には白いアヒルかガチョウに見える。
 クチバシと足は薄紅色。初列風切が黒いので、たたんでいるときには黒い尾羽のように見える。
 幼鳥はあまり白くはなく、全身灰色または黒っぽい羽がまだらに残る。クチバシは黒っぽい。

幼鳥
  幼鳥 12月 朝日池
 稀な冬鳥で、ヒシクイやマガンなどの群れと一緒に行動していることが多い。積雪さえなければ遠くからでもよく目立つ。

 かつては国内で冬季にたくさん見られたというが、現在の渡来数は極少数。それでも近年では少しずつだが渡来数が増加傾向にあるようだ。
 県内では朝日池や福島潟などで観察されている。
  (2008)

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