そこいら辺で拾った アオバト の羽根 

野外でアオバトを見る機会は少ないが、そのわりには低山で羽を拾う機会は多い。



初列風切
 初列風切 全長 (上)145mm、(下)159mm 
 10月、低山で拾った。(それぞれ別の場所で)
この画像では判別できないが、外縁は薄黄色で縁取られている。
先の方がわずかに褐色みがかるが、キジバトと比べるとほぼまっ黒。
表面の黒さに比べて、裏側内弁は意外に灰色。 


初列風切
 初列風切  全長(上らか順に) 156、145、122mm 
 7月、丘陵の林で拾った。 
 3枚一緒に落ちていた。何者かに捕食されたらしい。
 この画像ではわかりにくいが、外縁は黄色。
  (黒バック画像)


体羽
体羽 全長 41mm
 10月、浜辺で拾った。 
海水を飲みに来たときに抜けたのか。
ハト科の鳥は綿羽の密度が濃い。
小雨覆
小雨覆または体羽
 全長 21mm
10月、低山で拾った。 
 


体羽
体羽 全長 50mm(二枚とも)
 6月、低山で拾った。 
一見真っ白だが、わずかに黄緑がかる。
腹部の体羽だろうか。


- - - 以下まとまって落ちていた。 - - -


猛禽類に捕食されたらしい。6月、低山の林にて。

次列風切
 次列風切  全長 109mm 
 外縁の半分ほどは明るい黄色。
 
大雨覆
大雨覆  全長 65、67mm
全体的に灰色と渋い黄緑色。
外縁の半分ほどは明るい黄色。
中雨覆?
中雨覆 ?  全長 45mm
 

下尾筒  体羽(下尾筒付近)
 全長 48、50mm
 くすんだ緑色と明るい黄色。


尾羽

尾羽  全長(左から) 106、124、118、106、100mm
外側の羽は中心付近の羽に比べてあきらかに小さい。
 (尾羽の画像は下↓にもあり)

 


猛禽類に捕食されたらしい。10月、低山の林にて。

三列風切
三列風切
全長 86mm、76mm 
表面は全体的に渋い黄緑色
だが裏面は灰色。


尾羽
尾羽 
 全長(左から) 113、120、125、123、113mm
上面は全体的に渋い黄緑色だが裏側はまったく色気がない。
裏側だけ見るとキジバトの尾羽とよく似ている。





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