6号館 - BARRACK 

杉の木にベニヤ板とガムテープの家
 2017. 設置 地上約3m

 ・室内幅×奥行き= 約19cm×約21cm
 ・出入口の高さ = 約17cm
 ・出入口の径 = 約5cm
 ・材料
  廃材(ベニヤ板、木材、よしず)、木ネジ、ガムテープ

 ベニヤ板を適当に切断したので隙間だらけになってしまった。木ネジもあまり効いてない。なのでガムテープで補強してある。
 ベニヤ板は屋外用ではなく内装用。どれだけ屋外で持ちこたえられるか。
 出入り口の穴は今までで最大の5cmにした。ムクドリも出入り可能。


  2018年の記録 (ハシボソガラスのおまけ付き)
4月25日
入居希望者は現れないだろうと気にしていなかったが、
いつの間にかにスズメが出入りしてた。
巣箱から出入りするスズメ  
 数メートル離れた場所にハシボソガラスが営巣してるけど大丈夫か。
巣箱、その向こうにカラスの巣
昨年、巣箱を設置した木のてっぺん近くに営巣しかけてやめたハシボソガラスがいた。おそらくそれと同じペアだろう。


4月末
 スズメの出入りをみかけなくなった。お隣さんが気になったか、あるいは欠陥住宅であることに気付いたのだろう。
 実際かなり傷みが激しい。強風が吹いたらバラバラにぶっ飛びそうだ。
外壁はがれかけ外壁はがれかけてる  


5月17日
 スズメはいなくなったがハシボソのほうは営巣を継続中。
 今日は雨に打たれつつジッと巣に座っている。頭が下がる。
雨の中、抱卵をつづけるカラス
 巣の様子が良く見える場所がなく観察が難しい。

5月22日
 知らないうちにムクドリが入居していた。
巣材を運び込むムクドリ



5月23日
巣箱で入口にカラスの羽
 ? カラスの羽

巣から顔を出すムクドリ
巣材として持ち込んだものの使えなかったらしい。捨ててしまった。

6月3日
 しばらく動きがあまり見られない。抱卵中か。
巣から顔を覗かせるムクドリ



6月11日
エサらしき物を搬入していた。すでにヒナが生まれていたようだ。
エサを加えて来た

6月12日
巣の外にムクドリ親子。もう巣立ちかと驚いたが、たまたまよその家族が立ち寄っただけだった。
巣箱の外にムクドリ親子、巣から顔を覗かせる親鳥




6月16
エサを運んできた
ヒナは順調に育っているらしい。頻繁にエサを運んでいる。

巣箱から糞をくわえて出て行く
 時々糞をくわえて出て行く。でかい!
 
枯草を運んで来た
たまに巣材も運び込んでいる。巣を修繕しているのか。

巣から顔を覗かせるハシボソガラスの幼鳥
お隣のハシボソガラスの子、かなり大きくなっていた。
羽毛ではなく羽根に生え替わっている。巣立ち間近か。




6月21
 「ガーガー、ゴワゴワゴワッ」って
 朝から騒がしいと思ったらハシボソガラス巣立ち。
 まだ上手く飛べてない。
石の上に座り込む幼鳥
 親が離れた隙に撮影。けっこうカワユイ。
ムクドリはさらに頻繁にエサを運ぶようになった。
エサをねだるヒナの鳴き声も賑やか。
時々顔を覗かせている。少なくとも2羽いるようだ。
エサをくわえて戻って来た両親

糞もたくさん出る。2回に1回は糞をくわえて出て行く。
糞をくわえて巣を出る親鳥
 


6月23日
雛は巣からしょっちゅう顔を出すようになった。
羽根はほとんど生えそろっている感じ。
エサを加えて来た親鳥、口を開けてまつ雛

6月25日
先日巣立ったハシボソの子供、近くの田んぼにいた。親からエサを貰っている。
少しは上手く飛べるようになったか。
ハシボソガラス巣立ちビナ




6月27
巣箱入口でエサを与える親鳥

この日を最後にムクドリ親子の姿を見かけなくなった。
無事に巣立っただろうか。



7月17
水路でエサを探す親鳥とエサをねだる幼鳥

ハシボソガラスの子供。脇の水路でまだ親にエサをねだっていた。



10月
なんとなくムクドリの巣には触りたくなかったが、
そのままにしておくわけにはいかないので取り外した。 ベニア板剥がれかけボロ屋状態
崩壊せずに持ちこたえたが、リフォームのしょうがないので廃棄することに。
枯草が敷詰められた巣箱内部
 内部は枯草を敷いただけみたいになっていた。
 抱卵時は産座があったのかもしれない。




目次へ
Bird house
表紙へ戻る