オオヨシキリを小さくしたような鳥で、大きさはスズメくらい。茂みの中を移動する姿はウグイスと紛らわしいが、眉斑の上に黒い頭側線があるので顔つきはキリッとしている(特に正面顔)。
6月 福島潟
|
夏鳥で、おもに本州以北の湿地や河川敷の草地に渡来する。
県内でも平野部の草原で繁殖が行われていてるが、繁殖地はけっこう限られているようだ。アシ原はオオヨシキリが占領するせいか、その周辺部の草地にいることが多いような気がする。
背の高い草の先端近くにとまってさえずる。さえずりはオオヨシキリより高音で早口。いろいろな鳥の鳴声を細かく切って繋ぎ合せたような感じ。
オオヨシキリと違って口の中は赤くない。