新潟でみられる野鳥 

オジロワシ 尾白鷲  (タカ科)
Haliaeefus albicilla
カラスに追われるオジロワシ
カラスは苦手〜 2月 瓢湖 

オジロワシ2
尾羽は短い 2月 瓢湖
 北海道の一部地域で繁殖しているらしいが、全国的には冬鳥。主に北日本や日本海側の地域に飛来する。
 県内へは毎年冬に十数羽が飛来しているという。おもに平野部の湖沼や河口周辺で生活し、河川沿いに山間地へ入り込むこともある。
 魚を主食としているが、他の鳥類を捕食することもあるらしい。

 大形のワシで、トビよりもあきらかに大きい。全身黒褐色で頭部はやや淡く、クチバシは黄色。尾羽は名前のとおり真っ白い。
 ただ若鳥の尾羽は褐色で、白い尾羽に生え替わるには生まれてから5、6年かかるといわれている。

オジロワシ飛翔
 新潟市佐潟 1月
 飛翔時の翼は下から見上げると長方形に近い形で、幅広いマフラーが飛んでいるように見える。翼開長は2mくらいあるので実際にマフラーとして使うこともできる(わけがない)

※ 翼開長 - 翼をめいっぱい広げたときの左右翼先端間の距離。
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