夏鳥で、全国の低山や山地の林に渡来する。県内でも４月中頃以降、低山で雑木が葉を広げ始めると同時に姿を見せ始める。
　木の枝の目立つ位置でさえずることが多いので比較的見つけやすい。

オオルリ雌

　スズメよりやや大きめの鳥で、雄の成鳥は頭から背、尾にかけて深みのある青色をしていて間近で見ると素晴らしくきれいだが、遠目にはただの黒っぽい鳥にしか見えない。
　雌は灰褐色の地味な色彩で、キビタキの雌とよく似ている。キビタキよりやや大柄だが単独だと判別に迷う。