電線にとまるコクマルガラス3羽
 新潟市 2月
新潟でみられる野鳥

コクマルガラス
Corvus dauuricus

黒丸鴉

(カラス科)



 キジバトくらいの大きさのカラスで、体の割には頭が大きめ。クチバシは短い。
 全身黒いタイプや白黒タイプなどが見られる。

 ややまれな冬鳥で、数羽でまとまって見られることが多い。たいていは平野部の田園地帯でミヤガラスの大群に紛れて行動している。白黒タイプがいれば見つけ出しやすいが数は少なく、動き回る群の中からこの少数派を探すのに少し骨が折れる。頼りになるのは「キュ、キュ」という可愛い鳴声。比較的よく鳴くので、近くにいればそれで存在を知ることができる。
白黒のコクマルガラス
白黒タイプ 側頭部は細かい白黒まだら
褐色コクマルガラス
 褐色っぽい、幼鳥か?

 近年ミヤマガラスの渡来数が増加したことにより、コクマルガラスも見る機会が増えたようだ。
電線にとまるコクマルガラスとミヤマガラス
 側頭部はまだら模様 右はミヤマガラス

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