キバシリ
  7月 新潟市秋葉区
新潟でみられる野鳥

キバシリ
Certhia familiaris

木走

(キバシリ科)



 大きさはスズメと同程度かやや小さめ。
 雌雄同色で、腹部は真っ白だが背面は地味な色彩のまだら模様をしている。木の幹に止まっているときは保護色となるので、静止していたらは見つけ出すのは難しい。もっとも、なかなか静止してくれないけど。
 クチバシは細く、やや下向きに曲がっている。樹皮の割れ目などに潜んでいる虫を捕食するための適応と思われる。

キバシリ
  4月 三条市三条地区
 山地の森林に生息する鳥で、県内では年中見ることができる。
 繁殖地は限定的と言われているが、冬は人里近くの低山や丘陵でも見ることができる。広葉樹よりも杉林で見ることが多い気がする。
 エサを探しながら木の幹を上ってゆく。遠目にはコゲラと紛らわしいが、コゲラと違って横枝にとまることはない(たぶん)。





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