カケス
 カラス科の鳥は雌雄見分けがつかない
新潟でみられる野鳥

カケス
Garrulus glandarius

懸 巣

(カラス科)



 低山や山間地で年中見ることができる。林内や上空を軽そうに飛行する。

 尾羽が長めなので全長はキジバトくらいだが、体つきはそれより小さい。
 翼の鮮やかな青色とゴマ塩頭が特徴で、カラス科の鳥にしては色使いがオシャレ。
 ふだんは「ゲー、ゲー」とか「ジェー」といった咳の出そうなしわがれ声で鳴いているが、実は綺麗な声も出すことがきる鳥で、時々他の鳥や動物の声を器用にまねて山中で鳥見人を惑わすことがある。飼い馴らすと人の言葉も真似るといわれているが、野鳥の捕獲や飼育は一般には認められていない。

 佐渡には亜種サドカケスが生息しているが、亜種カケスと見た目にほとんど違いはないらしい。

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