新潟でみられる野鳥 セキセイインコ Melopsittacus undulatus 脊黄青鸚哥 (インコ科)
ムクドリよりやや小さめの鳥で色彩が鮮やか。嘴(クチバシ)は短く、上嘴は鉤爪状に曲がっている。
本来の生息地はオーストラリア内陸部の乾燥地帯という。人に馴れやすく、人の言葉や動物の鳴声などを真似ることができるうえに見た目も綺麗なので日本につれてこられた。 おもにペットとして飼われているが、なかには人の手を離れ自然界で自由に暮らすものも少数いる。何度か見かけたことがある。 だが県内でそれが定住したり自然繁殖しているといった話はきいたことがない。新潟の冬に耐えられないのだろう。色が派手で外敵にも狙われやすそうだし。 品種改良により色々なタイプの色彩が生み出されているが、黄緑系で黒いウロコ模様のあるのが元々の姿であるらしい。 雌雄ほぼ同色だが、成鳥であればクチバシ根元の蝋膜の色で見分けることができる。一般的なタイプであれば雄の蝋膜は水色で雌は褐色。 |