ハクチョウ は越冬のため日本に渡って来る大型の水鳥で、新潟県内では毎年1万羽以上が冬を越している。そのほとんどはオオハクチョウとコハクチョウで、なかにアメリカコハクチョウが少数混じる。
県内へのハクチョウの飛来は10月上旬頃から始まり、新潟市およびその周辺平野部で多く見られる。コブハクチョウも池や河川などで見かけることがあるが、放飼いにされているものか、それが逃げ出して野生化したものらしい。 湖沼や大きな河川などをねぐらにし、昼間は周辺の田んぼでゴロゴロしている。山地に近い平野部では3月末頃まで姿を見ることができる。 |