コアジサシ成鳥夏羽
 夏羽 愛知県田原市
新潟でみられる野鳥

コアジサシ
Sterna albifrons

小鯵刺

(カモメ科)



 夏鳥で、県内では5月頃から港や河口や平野部の湖沼などで見かけるようになるが、数は多くない。
 主食は魚。水上数メートルを飛行して、水面近くに獲物を見つけると急降下してクチバシで捕える。


コアジサシ幼鳥
 幼鳥 愛知県田原市 撮影時期不明
 小形のアジサシで、体形はツバメと似ているがツバメよりは大きい。白くて翼も長い。ツバメが堅苦しい夜用礼服(燕尾服)姿なのに対し、こちらは夏のカジュアルウエアで涼しげだ。
 冬はクチバシが黒くなり、額の白色部分も広くなる。

 海岸や河口の砂礫地で営巣するが、近年では護岸工事や埋立てが進み、営巣適地の減少が懸念されている。



クロハラアジサシ冬羽
 冬羽 10月 佐潟
新潟でみられる野鳥

クロハラアジサシ
Sterna hybrida

黒腹鯵刺

(カモメ科)



 春から秋にかけて平野部の湖沼や河川などで見かける、ややまれな旅鳥。
 水上の比較的低空をヒラヒラくねくね飛び回りながら獲物(小魚や昆虫など)を探し、見つけると急旋回や急降下してクチバシで捕える。コアジサシと違って思い切り水に飛びこむことは少ないようだ。


 大きさはコアジサシと同程度。夏羽は頭部と胸腹が黒く、その他全体的に灰色。頬(ホオ)は白く、足やクチバシは赤っぽい。
 冬は全身白っぽくなり、目の後ろと後頭部、クチバシ、足が黒い。頭頂はゴマ塩。
 若鳥は上面に褐色が混じる。

 この鳥に限らずカモメ科の鳥は外見ではまったく雌雄の見分けがつかない。カモメ達はどうやってお互いの雌雄を判断しているのだろうか。

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