新潟でみられる野鳥 アオジ Emberiza spodocephala 青 鵐 (ホオジロ科)
スズメくらいの大きさの鳥で、色彩は全体的に渋めだが雄は夏になると腹部の黄色がやや鮮やかに、顔は黒っぽくなる。 低山や山地で繁殖する鳥で、秋から春にかけては低地や平野部へおりてきて茂みや藪の中で過ごしている。渡りの時期に多数見かける。
地鳴きは「チッ、チッ」と短く擦れた声。ホオジロ科には、このての似た地鳴きをする鳥が多い。 春には林の中で綺麗なさえずりを聞かせてくれる。さえずりの途中に入る「チリリリリリ」と鈴を細かく振るような声が心地よい。 飛び去る時には尾羽両端の羽が白く見えるが、ホオジロやカシラダカなど、そのように見える鳥は他にもいる。 |