アオサギ婚姻色
 成鳥 4月 一時期クチバシや脚が赤っぽくなる
新潟でみられる野鳥

アオサギ
Ardea cinerea

蒼鷺、青鷺

(サギ科)



 大形のサギで、国内で見られるサギの中では最大級。予期せず間近に遭遇してしまうと一瞬たじろぐくらいの存在感がある(お互いにビックリ)
 アオサギなのにまったく青くはないが、昔は鼠色のような地味な水色のことも青と呼んでいたらしい。特に幼鳥は全身が灰色をしている。
 成鳥のクチバシと足は普段は黄色で、繁殖期に入る春先には一時期赤みをおびる。

アオサギ 冬
 1月 長い首は折畳んで格納できる
 湖沼や川、水田などで年中見ることができる鳥で、営巣地以外では単独でいる場合が多い。夏には十羽ほどの群れで水田に降り立っていることもあるが、家族だろうか?
 またかなり奥深い山中の池や湖沼で見ることもある。
(尾瀬沼にもいた)

 夕方、薄暗くなってからも飛んでいることがあり、飛びながら時々「ギェッ」と怪鳥のような声で鳴く。
アオサギ幼鳥
幼鳥は全体的に灰色で、上嘴が黒っぽい

日光浴

 民家の庭の池にもよく飛来する。30cm以上もある鯉を捕らえてしまい、困った表情のアオサギを見たことがある。

← たまに見かける日光浴の
 怪しいポーズはやめてほしい。


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